卒業式

3男坊の卒業式にトモコとともに出席してきた。
こちらの年齢が上がるにつれて、ウルウル度が高くなってきている。
宗門系列(浄土真宗)の学校なので、大講堂(体育館)の中央にお仏壇があり、ご本尊を前にした仏式の法要で式が始まった。卒業生・在校生ともに今日だけは静かに式の進行に従っている。
(何度かこの学校の開校記念日に講話に来たことがあったが、そのときは先生方が生徒を静かにさせるのに苦労しておられた)
 親ばかを承知で息子のことを書かせてもらう。公立高校を失敗してこの学校を選んだ。先述した通り、浄土真宗系列の高校ゆえ龍○大学コースなるクラスがあり、ここに籍をおけばよほどのことがない限り、ところてん式に龍○大学へは進めることになっていた。
 3年前高校入学手続きのだんになって、学校側は当然龍○大学コースへはいるものとクラス分けをして下さったが、本人がいやだと龍○コースを拒否した。同じ龍○大学に入るにせよ、試験を受けて入ると言い張るのである。無論、内心他の大学へ行きたいという思いもあったに違いないが、とにかくそれを頑なに拒否した。
 止むを得ず学校側と交渉して一般の進学コースに入れていただいた。3年後の今、結果的には他の大学の受験も含め、親の負担は馬鹿にならなかったが、龍○大学に進学することとなった。親としては結果論とはいえ、試験を受けて合格通知をもらったことをよかったとおもっている。龍○コースのクラスの生徒は、受験のことを心配することがない分、のびのびと部活ややりたいことが出来る高校生活を送れただろう。しかしあえて進学クラスに身を置いて、部活も許可されず、いわゆる受験のために補習なども受けなければならなかったことも本人の人生には意味あることだったと思う。

 誤解のないようにお願いしたいが、推薦コースを選んだ生徒さんを楽なほうの道を選んだというつもりは毛頭ない。受験体制の埒外にあって、本当にのびのびと高校生活を送れたことも意義深いことだと思う。
 ただ、親の思いにどこかで反発しながら、他大学への失敗も含めて自分の選んだ道を歩み始めた息子を誇りに思う。

卒業式式典

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