10:00 丸岡町で門徒のAさんの葬儀。葬儀終了後、法事を30分快く遅ら
せて下さったYさん宅へ一目散。
11:30 Yさん宅で、ご尊父の33回忌法要。是非にといわれてお斎の席に
つくが、時間がない。ご飯一膳とお吸い物だけ頂いて後はパックに
つめてもらう。
13:00 鯖江にて49日(満中陰)法要。病気と闘って、15歳でその命
を終えた少年。法話を終えて、辞するとき、奥さんが、「まだ
心にぽっかりと空洞がある感じです。お寺の奥様にお手紙を
頂いて本当に嬉しかったです。もう少し落ち着いたら、お寺に
あそびによせて頂いていいでしょうか」と。坊守の手紙で少しでも
この奥さんのお気持ちに添うことが出来たとしたら、こんなに
嬉しいことはない。坊守の果たす役割も実に大きいものがある。
16:00 今庄で70回忌の法事。70回忌の法事を親戚を呼んで丁寧に
勤められる家は、そうそうない。ご当主の姉上で、嫁に行ったが
事情があって実家に帰ってこられてまもなく亡くなられた。
ご当主にとっては多分自分が勤める姉の最後の法事になるだろう
との思いがそうさせたのだろう。
歯の手術後の腫れと痛みが引かないので、ここ2日間はおかゆと
うどん。この家でもお斎が出た。結局口に出来たのは茶碗蒸しと
お蕎麦一杯。
先日葬儀を勤められた横浜の門徒さんから丁寧なお礼の手紙が届いた。車の
中から、携帯でお礼の電話。(勿論私は助手席に座っております!)
お手紙の一部を抜粋して、このホームページに掲載させてくださいととお願い
したら、最初は固辞されたが、そこを何とかと半ば強引にお願いした。
「恥ずかしいですが私のあんな手紙で何か少しでもお役に立てるなら」と
許可を頂いた。近日中にここにご紹介させていただきたい。