巣立ち

長男と3男が京都へと今日福井を発った。長男は京都に一泊して、大学の卒業書を受け取り、明日就職先の東京へ向かうという。3男は4月1日の入学式。残ったのは父母と我々夫婦と4男。
駅に送った。ホームまで出た。かつて旅立ってゆくこの子供らと同じ立場だったことを思い出して、親に寂しい思いをさせていたんだということをしみじみ思った。
まさか、ハグハグをするわけにもいくまい。二人を握手で送った。考えてみれば、我が子と握手したのはこれが初めてだったかも。

送った帰りの車の中で、妻が昨晩長男に対して、父親としての私の思いを伝えてくれていたことを知った。人生終わるときに、いい人生だった、ありがたい人生だった、悔いはないと言えるような生き方をして欲しいと。付け加えるなら、寺に生まれて仏教の縁の中で育てられたことだけは胸に刻んで生きて欲しいと。

よくぞ言ってくれたと言いかけたが、声が詰まりそうだったのでぐっとこらえてうなずくだけが精一杯だった。

父の想いはおまえ達の上にいつもある。おまえ達は母の思いのうちに変ることなく包まれてある。その中でのびのびと精一杯生きろ!!

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