月別アーカイブ: 2006年4月

整理下手

連休、皆さんあちこちお出かけなのだろうか。今年の大型連休はお寺としては比較的法務が少なく、今日もゆっくりさせてもらった。といっても自室の片付けと大掃除。

本当に物の整理整頓が出来ない男だと、自分でつくづく情けなくなる。たかだか一部屋の掃除に結局一日費やした。途中で嫌になって他のことに逃避したり(草むしりや昨日の山歩きで見つけた山野草の名前をネットで調べたり)したせいもあるが。

おかげでやっと花の名前が特定できた。アルバムの花物語にアップしておいた。

図体に似ず、山野草などの小さな可憐な花が好きだ。昨日空言戯言日記に書いた、富山のYさんの影響。そういえば、Yさんから分けていただいた敦盛草(あつもりそう)がうちに来て初めて花をつけるかもしれない。3株のうち一株が蕾をもっている。亡きYさんからのなによりの贈り物。開花したら皆さんに見ていただこう。

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山歩き

連休で帰省した三男とメリル(ラブラドール)を伴い、自坊から車で15分のお寺の墓地のある山のハイキングへ出かけた。久しぶりの快晴。ハイキングコースが出来たのは知っていたが、実際に上ってみるのは初めてである。          山の中腹に見える山道がそれ。

山歩きの楽しさを知ったのは、富山の宇奈月に出講するようになってから。善巧寺のYさんという山野草の収集・栽培をしていたご門徒さんに宇奈月の山を山菜採りをかねてよく連れて行ってもらった。かたくりの群生地で息をのんだことも。
そのYさんもお浄土へ帰られて、今年の夏が3回忌。
眺めのいい場所で坊守が急いで作ってくれたおにぎりをほうばる。実においしかった。メリルも綱から解き放たれて嬉しそうに心行くまで走り回る。

山中で可愛い花を見つけた。Yさんに聞けば即座に教えてもらえるのだが

帰宅後シャワーを浴び、読みかけの「はじめたばかりの浄土真宗2」(本願寺出版社)を読了。論客内田樹(うちだ たつる)氏と我が宗門の 釈 徹宗(しゃく てっしゅう)氏のメールのやり取りを本にしたもの。今をときめく内田樹氏だが、哲学の素養のない自分はまだ理解できないところが多々ある。しかし斬新な切り口で宗教・仏教・浄土真宗を論じそれに応酬する釈氏のやりとり、面白く読んだ。何度も読み返すことになるだろうな。
本代がもったいないと思う人は
http://www.tatsuru.com/jibutsu/html/

でも読める。

ついでに、「インターネット持仏堂の逆襲・教えて釈住職!」も面白い。
http://www.tatsuru.com/jibutsu/

坊守が購入して、自分はまだ読んでいなかった山崎章朗(やまざき ふみお)氏の「ホスピス宣言」−ホスピスで生きるという事−を次に読み始める。
10年前この山崎氏にうちの会館でに講演していただいた事がある。講演後お酒を飲みながらそのとき聞いた話などが書いてあった。船医として長い船旅をした時代があったが、北杜夫の「どくとるマンボウ」に影響されてのことだったなど・・・・

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音声(おんじょう)

10時から門徒会館での葬儀に出仕。導師は東別院の副輪番様。随行してこられた若い僧侶の声が実に清清しい。先日東西対抗の(福井県の西本願寺と東本願寺の僧侶による)ボーリング大会で一緒だった方だった。決して大声ではないが、澄んだ声が遠くまで届く。葬儀のあと彼にそう伝えると、ひどく恐縮していた。
安楽・住蓮の声明(しょうみょう)もかくのごときものだったかとまでは言わなかったが。

音楽をする人はよく話題にする事だが、どんな楽器奏者も音が遠くまで届くように楽器を鳴らせるようになることを目指す。不思議な事だが、大きな音が遠くまで届くとは限らない。近鳴りというか、近くではうるさいほどなのに少し離れると意外なほど響いてこない場合がある。ピアノでも弦楽器でも管楽器でも同じ事がいえるらしい。そしてドラムも。
声にもそれがいえるのだろう。
(ただし、最初から音を電気信号に変えてを発生する電気楽器にはこれはあてはまらない)

掲示板に心温まる投稿をお二人のゲストからいただいた。まだ返信を書いていないが、掲示板にも是非目をお通しいただきたい。

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ちょっとだけ疲れました

昨晩の懇親会、お開きになったのが12時半くらいか。ざっと後片付けの手伝い(坊守が殆どやってくれた)をしてバタンキュー就寝。7時におきてお朝事。
坊守はさらに早起きして宿泊したメンバーの朝食準備。
ちなみに和上は、昨晩お訊きしておいた特別メニュー。いえ、こちらのほうがずっと手間要らず。牛乳コップ一杯と梅干とお茶。自分達はしっかりとご飯と味噌汁と和え物とひじきの入った天麩羅。

9時からご講義。毎度の事ながら梯和上、お帰りの汽車の時間ぎりぎりまで時計をときどき横目にご講義くださる。
ご出講のお礼を申し上げると、「まあ体がしんどくて無理な状態でなかったら来年も着ますよ」と本当にありがたいお言葉をいただいた。
駅までお送りして昼食のお弁当を食べて三々五々解散。従兄弟の藤沢氏がのんびりできるというので、四方山話をしたのち彼の新車でドライブへ。
大安禅寺へ行き、境内を少し散策したあと別れた。

夜は門徒会館でのお通夜。他門の方であるが、お悔やみのお勤め阿弥陀経をあげた。読経中実に騒がしい。中断して注意しようかと何度も思ったが、(実際何度かそうしたこともある)何故か今日は阿弥陀経を自分か読ませてもらうのだからという思いが強くして、最後までゆっくりとなえさせてもらった。横を向いて白骨の御文章を拝読するときに頭を垂れて聞いて下さっている方が目に入った。退出するときにその方が深深とお礼をされた。

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梯和上勉強会と公開法座

年に一度の、梯 實圓和上をお迎えしての勉強会。講題は「有無をはなる」。
龍樹菩薩の中観論に始まり、緻密な論理を自由自在に駆使して講義は進む。
分別を頼りに自己の認識したものを絶対視するものの見方・考え方そのものが虚構であることを明らかにする智慧を無分別の智慧という。そしてこの智慧は真実の智慧なるがゆえにかならず慈悲となる。浄土とはまさにその慈悲の顕現体に他ならない。

華厳教・金剛般若経・法華経・無量寿経等を縦横無尽に駆け巡るようにしての御講義。もうただただ圧倒。それにしてもお元気である。

夕食後、門徒会館で公開法座。7時から、行信教校講師の藤澤信照師がお得意のギターによる、ミニコンサート。
200名を少し超えるご参詣。梯先生のこちらがお疲れを心配したくなるような2時間近いご法話。

それからこれが楽しみの、梯先生をお囲みしての懇親会。講義とは違った形で、お近くでいろんな事をお尋ねできるありがたい時間であった。お疲れでいらっしゃるのに、大分遅くまで先生も我々と時間を過ごしてくださった。

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