毎月16日は、親鸞聖人のご命日。千福寺ではこの日に「真宗教室」と題して門徒さんとの勉強会を開いてきた。6時半から坊守手作りのお精進のご飯を一緒に食べる。
お勉強の方は、現在は仏説阿弥陀経を拝読。
今日は東方から上方までの例の六方段の個所。ガンジス川の砂の数ほどの仏様方が、釈尊の阿弥陀経の説法の援護射撃。
勧信(信を勧め)護念(まもり念じ)証誠(証明され)讃嘆(ほめたたえ)て下さってある。
それにしてもガンジス川の砂の数とはとてつもない譬喩だ。
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全長は2506km、流域面積は840000km²。日本では、梵語のガンガーより恒河(こうが)と記すこともある。10の52乗倍の単位である恒河沙はガンジス川の砂という意味である。(wikipediaより)
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お茶のあとの話し合いで、超能力というか、霊感というか現在の科学でもまだ解明できない能力を持つ人がいるのではないかと話が振られた。
そうした能力を否定するにせよ肯定するにせよ、その人も夫婦喧嘩し、子供のことで悩み、自らも病気して老化し死んでゆかねばならない。それが問題になるのが宗教の領域ではないかと思う。