日別アーカイブ: 2006 年 7 月 9 日

WC決勝戦

11時より、Y家の3回忌法要。亡くなられたKさんは、早くに奥様を亡くされたが、しっかりと子どもさんを育てられ、地区のお寺のことに関するまとめ役も本当によくやってくださった。正直、入寺したての頃は少々怖かった。しかしその人柄が分かるようになると、こちらもいろいろと甘えさせていただいた。
朝晩のお勤めは欠かすことなく、御文章も繰り読みされ、文庫本で歎異抄や教行信証も読んでおられた。ご本人は読んでも難しゅうて分からんけどねと笑っておられたが。

何年前か、住職の故郷鹿児島へ、3回目のかくれ念仏遺跡の参拝旅行をしたとき、だいぶに足腰は弱っておられたが、皆に迷惑かけるかもしれないが何としても行きたいと参加された。鹿児島別院参拝の後、鹿児島市を一望できる城山の展望台で、しみじみと、「戦争に駆り出され、外地から日本に帰国上陸した第一歩が鹿児島でした。桜島を見ながら鹿児島の地に足をつけたとき、やっと日本に帰ってこれたと本当にうれしかった」としみじみ話されたことを懐かしく思い出した。

午後、K家のおばあさまとお母さんが先日亡くなられた20歳のこどもさんの永代経のお勤めにお寺に参ってこられた。お勤めの後、しばらく法話をさせていただく。月並みな表現ではあっても、子どもさんの死の持つ意味をしっかり無駄にすることなく受けとめていただきたい、そのためには微力ながらでもお力に鳴らせて頂く旨のお話をする。

いよいよワールドカップ決勝戦。先日九州へ行くとき車中で読んだ池田晶子氏の随筆に、ワールドカップはファッショであるという、過激な文章があった。彼女のファンであり、またそれほど熱心なサッカーファンでもないじぶんだが、まあ決勝戦だけは、人並みにニュースや録画でなくリアルタイムで見たいと思うので、起きて必ず見るという息子に起こしてくれるよう頼んで、今日は早めに寝よう。

カテゴリー: JazzBose空言戯言日記 | コメントする