日中・逮夜と市内T寺様報恩講出勤。
法座の時間の表現方だが、仏教独自の表し方である。
六時(ろくじ)
一昼夜を六分した時刻、すなわち晨朝じんじよう(卯の刻)・日中(正午)・日没(酉の刻)・初夜(戌の刻)・中夜(亥の刻から丑の刻まで)・後夜(寅の刻)の称。
こうした表現法自身が、ある意味での業界用語(うちわでしか通用しない)となっている面は否めない。
報恩講の法座時間の案内も
日中・逮夜 より、 午前10時・午後2時 などの書き方が分かりやすいのだろうが、安易に現代に媚びるようにして分かり易ければいいというものでもないのではないか。
ちなみに千福寺の寺報「はらから」では、法要の時間案内は、迷いながらも
「晨朝・日中・逮夜・初夜」の表記を取っている。