醒睡笑

午後、天王地区報恩講廻り5件。

昨日の『憲法9条を世界遺産に』の話題の続き。
中沢氏が宗教学を志したきっかけになったという安楽庵策伝の『醒睡笑』中の小話。
 
 京都に日蓮宗の寺と津土宗の寺が道をはさんで向かい合わせにあった。この寺同士がものすごく仲が悪くて、お互いに悪口を言い合っている。悪口を言うだけでは気がすまなくなって、日運宗のお坊さんたちは、法然と名づけた犬を飼っていじめた。「法然のバカ」とか言って、みんなでこづき回す。それを見ていた浄土宗の寺のお坊さんが、何くそと日蓮と名づけた犬を飼っていじめ始めた。ところがある日、日蓮という犬と法然という犬が道でばったり出くわして、大ゲンカを始めたわけです。そうしたら、日蓮宗のお坊さんたちが、「法然頑張れ」、浄土宗のほうは「日蓮頑張れ」と応援しちゃった(笑)。そのうち、はっと気がついて、お互い反目をやめたというお話。

人間は感情の動物だとはよく言われることだが、その感情がまさに自己中心そのものから成っているものだということ、それに振り回されることがいかに愚かしいことであるかということを仏教者を当事者として語っている。
まさに私のことである。愚か者とはまさに私の事でしたと知らしめるのが仏の智慧。

醒睡笑についてネットで検索していたら、こんな写真に出会った。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~machino/seisuiga/mafutatsu.htm
これも笑えた。

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