先生の苦悩

午前中三軒の報恩講廻り。午後三軒。
あわら市のあるお宅で。
奥様は小学校の教員だが、学校からお帰りではなくご主人と報恩講を勤める。
奥様の職場は、福井でも石川県境に近い、いわば田舎の学校。この地区でも給食費を払わない(払えないのではない、念のため)親が各クラスにいると奥様から聞いている話をしてくださった。
もう日本はダメだね、こんな親がどんどん増えて、まともに子供が育つはずがないと半ばなげやりに仰る。

報恩講廻りをしながら、教職員のお宅も何軒も廻ってきた。現場の先生方の苦悩の深さをつくづく感じさせられてきた。
自分から愚痴めいたことは言わなくても、こちらが教育の現場について尋ねると、それが誘い水となってその悩みを語られるケースが多い。

先日もあるお宅で、中村久子さんのことを取り上げたビデオ「生きる力を求めて」の話をしたら、是非それを貸してくださいと仰った先生から長文のお手紙をいただいた。まだ返事を書けずにいるのだが、お手紙の内容から彼女の教員としての苦悩がひしひしと伝わってくる。

宗教界も問題・課題は山ほどあるのだが、これは宗教の問題にとどまらず今の日本全体が、いや世界が抱えている苦悩であると考えざるをえない。

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