フキノトウ

午前中、T家葬儀。故人が大学を出たばかりの青年だっただけに、友人達の参列が多かった。友人を代表して二人の青年が弔辞を読む。また式に参列できなかった友人達からのメッセージを代読。それぞれが故人との友情を大切に生きてゆくという思いをつづったものだった。

一人として、「永久の別れ」ということを言う人がいなかったのには、少なからず心を動かされた。「一緒に生きてゆこう」とか「また会おうな」などの言葉が、メッセージを代読する友人の口から発せられていた。

亡くなられたお兄ちゃんを大好きだったんだろう、弟君が肩を震わせて泣いているのを、お母さんが気丈夫に支えてあげておられた。お母さんも泣き崩れたいほどに辛かろうにと思うと、読経の声も震えがちになる。

葬儀が終わり、午後の納骨。
ご子息が参られたお浄土への道。どうぞご遺族の皆様も、間違いなく同じ世界へ帰ることができるその道を聞き違える事の無いよう、ともに阿弥陀様のお慈悲を聞きつづけていきましょうという旨の法話をさせていただく。

暖冬のせいだろう、雪のない庭に早くもフキノトウが芽吹いている。

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