雪がないと北陸の冬らしくないと書いたものの、いざ降り始めるとやはり気温は急激に下がる。午前中そこそこ強く降っていたものの、午後には弱まった。これなら積もる事は無いだろうと楽観。

10時より葬儀出仕。お東のご門徒さん。喪主の会社関係のお付き合いの広さからだろうか、県外からの参列者もかなりあったのではと思う。
2時からI家の今年初めての月忌。奥様が、現在体調をくずし療養中のご主人にかわり、社業を切り回しておられる。男の人のしんどさがよくわかりましたとおっしゃる。聞けば会社経営のストレスからか、奥様も昨年2回も入院されたそうだ。そのご主人もまもなく復帰されるそうだからもう少し頑張っていただくとしても、ストレスを貯めないようになどとお話して辞する。
しかし、わかったような顔をしてストレスを貯めないようにとは口にするものの、実際どうしたらストレスを貯めずに済むか、自分にわかっているのかと自問するも全く心もとない。

夜、N家の通夜。通夜から帰ると、明日お引き受けしてある仏前結婚式の最終打ち合わせにご両人とその友人が来寺しておられた。本堂のお荘厳、控え間、湯茶。見落としはないかなど点検しながら、法蔵菩薩の五劫の思惟を思った。
先哲の教えに、「手抜かり、見落としがあってはならないがゆえに五劫の思惟」が必要であったとある。と同時に、それほど手間隙をかけなければならないほどの救いがたい私であったことも。
もらさぬ、手抜かりのない救いに対する感謝と、法蔵菩薩のお心を、心配で一杯にしたこの救いがたい自己であることの申し訳なさ。

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