草原の輝き

夕食後じっくりと「」を鑑賞。BSで録画しておいたもの。

映画はワーズワースの詩の一説をタイトルにしたもの。カザンの作品はそんなに見たわけではないが、秀作だと思う。こうしたしっとりとした映画は、最近のハリウッド産の刺激連続の映画に取って代わられたというと言い過ぎか。
2時間前後の時間を、何分おきかに刺激的なシーンを挿入し最後まで飽きさせないという手法に飼いならされてしまった映画ファンには、こうして淡々と進行するこうした映画は古くさく感じられるのかも知れないと思う。
しかし、青春のみずみずしいあらわな感性と、大人になり表面的には失われてしまうかに見えるその内面の心の襞は、生きるものすべてがその奥に保ちつづけるいのちの営みであろう。

詩の鑑賞などとは縁遠い自分だが、ワーズワースの詩はまさに私の琴線に触れて、自分の「その奥に秘められたる力」に水を注いでもらったような気がする。

カテゴリー: JazzBose空言戯言日記 パーマリンク

コメントを残す