憲法9条

憲法記念日である。改憲問題が論じられる場が多くなった。

ちなみに日本国憲法が「平和憲法」と呼ばれる所以は、言うまでもなくこの第9条による。

1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

先日の勉強会で、第9条だけ読んでいる限りはまるで、この条文はお坊さんが(仏教徒)が書いたような文章ですねとある方が仰った。
なるほど、確かに仏陀の精神に添うものであろう。ある意味で背筋が「ぞくぞく」するような崇高な理念である。

「永久にこれを放棄する」という下りを読むに、「永久に」という誓いをたかが60年の世界の変動でいとも簡単に変えようとすることはどうなのか、という思いを自分は抱く。ただし、憲法といえども人間が決めたもの。人間の営みに永遠普遍(不変)ということはありえないことと見るなら、憲法だって変えられることを誰も止められない。そして憲法もその程度のものだったということになるのだろう。

以前にも紹介した太田光氏と中沢新一氏の対談「憲法第9条を世界遺産に」という本を思い出した。

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