日別アーカイブ: 2007 年 5 月 6 日

あえてよかった

午後、寺でY家25回忌法要。Y家のご家族が来寺。ご子息は県庁ご勤務だった筈。今何課におられるのですかとたずねて見たら、控えめに「市長から指名を受け、○市副市長をさせていただいています」とのこと。県庁から出向の形のようだ。
大役を無事勤め上げて下さることを切に願う。
ついで、T家七回忌。お孫さんはH高校生徒会長を務め、R大学に進学した。快活で物怖じしない、そして人なつこい。ご法事の後、お茶を頂きながら四方山話。

夕方、S氏を病院に見舞う。以前伺ったとき、法話と落語のテープを喜んでくださったと聞いたので、今日も持参。病室に入ると、娘婿さんがSさんの髯をそっている最中。その中に富山の雪山隆弘師の「あえてよかった」のテープがあることを奥さんが告げられると、まっていたかのように早速聞かせてくれと仰る。お念仏がその口からこぼれる。病院に見舞いに行くにも、こうして待っていてくださるとコチラもフットワークが軽くなる。

夜、正信偈講座の予習。録画しておいたNHKハイビジョン番組「忘れないで」を見る。瀬戸内海のハンセン病療養所のある島の小学校の閉校までのドキュメント。入所者の方が亡くなってゆかれ、職員の数も少なくなってゆく。その療養所職員の方々の子供さんたちのために建てられた小学校。6年生二人が卒業するこの春、閉校になった。子供たちと療養所の元ハンセン病患者さん達との交流を描いた心温まる番組であった。しかし当然、患者さんへの差別の過去・現在を見据えていることも事実である。元患者さんの平均年齢は78歳という。島を療養所をでて行けない現実は、全国の療養所共通の事実。

こうした良質なテレビ番組は大事にしなければならないと思う。

カテゴリー: JazzBose空言戯言日記 | コメントする