日別アーカイブ: 2007 年 6 月 30 日

お菓子と法話の会

10時より、「お菓子と法話の会」。いわば拙寺の若婦人会であるが、発足は会員の子供さんたちが西別院の幼稚園児だったころ。当時(失礼)若かったお母さんたちが、月に一度お寺に足を運んで教えを聞く場があってもいいんじゃない?ということで、坊守もその仲間だったことから、千福寺に集まってもらうようになった。会の進め方は会員の中から当番に当たった人が、前日までに出席人数を確認して人数分のお勧めのお菓子を買ってくる。住職の法話の後、お菓子を食べながらたのしいおしゃべり、まじめなおしゃべりなどして昼前に解散という形をずっととってきた。
ゆえに自分は福井市内のお菓子屋のおいしい名物は、どの住職よりも食してきたという自慢にもならない変な自負がある。だって、10数年以上、毎月こうして会員のお勧めの和菓子・洋菓子・そして時に手作りのおはぎなどを彼女達といただいて来たのだから。
今日は、会員Oさんお勧めの餅入りアンパンとコーヒーゼリー。

夕方S家満中陰法要。仏法を喜びお念仏とともにその生涯を終えられたSさんのお人柄によるものに違いない、しめやかな中にもありがたいご法事となった。
長女様から、病院で意識が朦朧としはじめたころ、オレンジを切って父に食べさせてあげたところ、「ああ、おいしい、御前にもこんなおいしいオレンジを食べさせてあげたいなあ」と繰り返し繰り返し言っていましたと聞かされた。
そこまでSさんに思っていただいたことが勿体無く、思わず目頭が熱くなった。

最後を覚悟したうえで、「本人が会いたがっているので、病院に行ってやって下さいますか」と言ってくださるご門徒さんがいてくださるということは住職冥利に尽きますとお答えしながら、Sさんとまた必ず会える世界を知らされた私達は幸せものであることを噛み締めた。

カテゴリー: JazzBose空言戯言日記 | コメントする