急遽予定変更

昨晩投宿したホテルを後に、鹿児島中央駅から姉の病院へと向かう。「ゆっくりすればいいのに」と遠慮がちにいう姉だが、嬉しそうではある。離れて暮らしているので日頃何も世話できないし、せめて帰省したときまめに顔を出すくらいしか自分には出来ない。第一この帰省は姉の見舞いが目的だった。
昼過ぎに義姉が着替えをもって来てくれた。「明日福井に帰るけど、昼過ぎの列車だから、午前中また来るからね」と病室を後にした。

福井から坊守の電話が入る。ご門徒のMさんが亡くなられたとの事。明日通夜で、明後日葬儀の段取り。父が通夜は勤めてくれるから予定どうり明日中に帰ればいいといってくれるものの、やはり通夜に間に合うなら帰るべきだろうと思い、隣町の伊集院駅で切符の変更の手続きをする。幸い通夜に間に合う時間の列車の指定席がとれた。

そうこうしているうちに、先日富山の布教前に福井に立ち寄った従兄弟のK氏と彼の町で夕食を一緒にという話になった。彼の母上(私の叔母)もそれなりに年をとり、私と会えたら喜ぶだろうと言ってくれているので、彼の寺に泊めてもらい、(薩摩川内市)そこから九州新幹線に乗ることにした。
兄も川内での会食に同席する事になり、従兄弟も兄も自分にも共通の友人であるS氏(最近警部補に昇進したそうだ)も同行することに話が決まった。
明日また顔をだすと約束した姉に、門徒さんの通夜ができたので明日寄れなくなったことを告げるために、川内に向かう前に兄の車で再度病院を訪れる。

あら!という顔をしたが、事情を話し明日は来れない事を告げる。娑婆の出会いには必ず別れは避けられないが、しかし自分達にはお浄土がある。生きてまた会えたらそれでよし、会えなくても必ずお浄土では会えることのできる確かさは、人間は生まれたら必ず死ぬという確かさと同じである。
それなりに衰弱した姉の顔を目に焼き付ける思いで病室を後にした。

川内の町で、K氏のご家族(叔母、坊守様、それに次女氏、夏休みで帰省中の長男氏)と炉端焼きの店で舌鼓をうつ。夜J光寺に泊めて頂き、坊守様や住職と愚痴も交えながらの四方山話。

カテゴリー: JazzBose空言戯言日記 パーマリンク

コメントを残す