ともえんぽうよりきたる

午前中、小雨が降ったり照ったりの不順な天候。その中工事関係者の諸氏は黙々と仕事に打ち込んでおられる。
20tのクレーン車が境内に入り、瓦の撤去作業。自分も何度か足場を登り、工事の様子を写真に撮る。

見る見る間に瓦がめくられ、結局今日一日で本堂南側の瓦はすべて下ろされた。鬼瓦は、慎重に慎重にくくってある針金を切断し、クレーンで下ろされた。

こう書くと楽に仕事がはかどったかのように聞こえるかもしれないが、決してそんなことはなく、偏に午後からの、戻った夏の厳しい日差しの中で黙々と作業に当たれた現場の職人さん達のご苦労の成果。本当にご苦労様でしたとお礼を言いたい。
お御堂の最高部(棟)のあたりは、斜度45度以上あるのではないかと思われるほどの急傾斜。とにかく無事に今日の作業が終わった事はありがたい。

夕刻、鹿児島の高校時代の同窓生が福井を訪ねてきてくれた。現在東京でコンピューターソフトの会社を経営。
夕食を挟んで一献傾けながら、経営者の大変さを聞く。
大無量寿経の「有田憂田(うでん うでん =田あれば田あるで憂う」
なければないで、手に入れたいとこれまた憂う。
使われる身から、人を使う身になったとしても、違う形の心配ごと、憂いの種はちゃんとついてくる。
この言葉に彼も共感していたようす。

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