ご報謝の工夫

午前中、S家・Y家・H家の報恩講を勤める。
Y家にて。おじいちゃんのYさんがお勤め前に点燭(てんしょく  蝋燭に点火すること)し、お線香をお供えしてくださる。それにしてもえらく時間がかかる。お勤めを始めてみてその理由がわかった。お線香は立てるものではない。ゆえに二本ないし三本に折って火をつけ寝かせて香炉に置くのであるが、お勤めの途中にお線香が燃え尽きて御香の薫りが途絶えないように、写真のようにZ状において、少しでも長く燃えつづけるよう工夫をしておられたのである。
お陰でお正信偈と御文章のあいだ、充分にお線香はその与えられた役目を充分に果たしてくれた。これも見事なご報謝の工夫。

午後、「りんどう華の会  婦人会」の例会。お勤めの後、しばらく戒名と法名について話す。終わってから、DVD鑑賞。鈴木章子さんは北海道斜里町の大谷派の坊守さん。乳がんに冒されながらお念仏に支えられ45年の生涯を見事に行きられた姿に会員一同いたく感動。自分の体に巣食った癌細胞すら、自分が焼かれるときに一緒に焼かれなければならないなんて可愛そうなどいう、どんないのちをも無条件にいとおしむ感性を、お念仏によってはぐくまれた。

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