伝道

午前9時。先日奥様の葬儀を営まれたばかりのTさんが墓地のことで相談に見えた。墓地の相談の方はすぐに片がついた。あと、奥様のことでいろんな話を。

奥様は拙寺のご門徒からT家へ嫁がれた。凄いのは、T家はもともと○○宗だったのに、結局奥様の感化をうけてご主人もご子息も浄土真宗にかわりますと仰るまでになられたこと。なくなられた奥様は、お元気なときはフイッとお寺を訪ねてこられご法義話。体調を崩され入退院を繰り返すようになられてからは、電話で質問やお味わいなどを話された。
ご主人は、「仏法に関しては家内はなりふりかまわないところがあったので、あちこち人様にご迷惑をかけてきたに違いありません」と申し訳なさそうに仰るが、少なくともうちのお寺に関してはそんなことは少しも思ってませんよ。

時として話題がヒートアップして声のトーンが上がることはあったが、それでも帰られるときや、電話を切るときにはさっぱりと、「また来ますね、またかけさせてもらいますね」と気持ちよくお別れしたものだった。

新しくご門徒としてのお付き合いが始まるので、門徒式章・お勤めのCD・勤行聖典・千福寺の500年・私達の浄土真宗(真宗講座のテキスト)などを差し上げ、必ず来年の真宗講座(浄土真宗の基礎講座)は受講してくださいねとお願いしておいた。

奥様はそのご一生を、ご主人とご子息そしてお孫さんに阿弥陀様と親鸞聖人に出会っていただくためのご縁つくりに捧げられたといえよう。本当にご苦労様でした。そして有難うございました。

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