永代経出講

市内T寺様の永代経法要のご縁をいただき、布教に赴く。T寺様は昨秋より、庫裏、門徒会館の新築工事に着手しておられて、現在も何かとご不自由をかかえながらもこうしてきちんと法要をお勤めになられる。

若院さんが昨秋、大手企業での数年の海外勤務、本社勤務を経て退社・帰省された。こうした法要などのすべてをすっかり現住職様からまかされて、崖から突き落とされた子供ライオンのような心境ですと、ご本人曰く。「得度こそしてましたが、お寺のこと、門徒さんの事など何もしらないまま、でもとにかく皆さんの教えをいただきながらがむしゃらにやるより他ありません」と。

この若院さんなら、若さと真面目さそのバイタリティ、そして仏教、真宗をきちんと学ぶという姿勢をお持ちゆえ、きっとやってくださるでしょう。

午前、午後二座のお取次ぎを終え帰山。夜、五月の梯和上の勉強会のDVDを作成してくださった、鯖江誠照寺派のN氏とお会いする。その時のお礼も果たさぬままだったので改めて御礼を申し上げ、一献傾ける。

N氏が仰るには「千福寺さんもブログのどこかに書いておられましたが、残念ながら、我々僧侶の間でも、こうしてお酒を呑みながらでもご法義について語る場というのは案外少ないものですね。今日はその点楽しかったです」と。

N氏の言葉に、日本人の仏教離れ、寺離れを嘆く前に、我々僧侶自身の仏教離れを点検しなければならないのではないかと、考えさせられた次第。

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