鹿児島より

鹿児島に帰って市内に泊まる場合、一番のお気に入りは城山のてっぺんに立つホテル。温泉があり、桜島を眺めながらの露天風呂、そして品数の多い朝食バイキング。

「篤姫」で毎週一度はテレビの画面でお目にかかることのできる桜島ではあるが、やはりこの目で見る桜島はなんちゅあならんど。(=鹿児島弁=なんともはや、言葉にできないほど、素晴らしい)

ガーデンレストランでコーヒーを飲みながらしばらく桜島と対話。そうこうしているうちに、じりじりと刺すような鹿児島の日差しに耐えられなくなってきた。
本来の目的である見舞いのために城山をくだり、鹿児島中央駅近くの、同級生が院長をつとめる姉の入院先へと向かう。
知らせてなかったので、病室へはいると少し驚いた様子。この医院へ転院した春のころとは、見違えるような顔色のよさ。院長はちょくちょくとメールで姉の様態を知らせてくれていたので大方の予想はついていた。しかし院長の心配りのメール、これとてなかなかできることではないと感謝。

姉と弟。たまに会ったからといってそうそうこまごまとした会話ができるわけでもない。そばに座っていることくらい。おなかが空いたので、昼食をとりに駅のレストラン街にゆく。車椅子で姉を連れ出そうかとも思ったが、何せ厳しい日差し。駅までたどり着くまでに弱ってしまうだろうと思いそれは中止。
帰りにほしいものを買ってくるよと言い置いて一人で昼食。
はたと気づいた。暑い中鹿児島に帰省していながらこれを食べなかったら里帰りの意味が半減する食べ物、それが「白熊」。
夏の鹿児島の名物カキ氷である。これを食べると鹿児島に帰ってきたという思いが倍加する。

夕方まで姉の部屋にいて、昨日と同じく天文館に足をむける。鹿児島に住むいとこが夕食につきあってくれるという。このいとこは何度も福井の千福寺に法話に出講してくれている。地元の薩摩料理をいただきながら、今晩も焼酎が進む。次はこのいとこがよく行くスナック。この店の女性二人は、このいとこからお説教の案内をもらうと、市内ならタクシーで、あるいは薩摩川内のお寺までもお聴聞に駆けつけるそうだ。お二人がいうには不思議なご縁で、浄土真宗の御法義を聞かせていただけるようになりましたと。
不思議なご縁といえば、自分がカナダのOさんご夫妻と知り合ったのもそう。こういう方もおられるんですよと説明すると、お二人が私たちもその方と同じ女子高卒業ですよとおっしゃる。それなら明日にでも本屋に行って「」をお読みなさいと強く勧めておいた。

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