日別アーカイブ: 2008 年 8 月 20 日

老人ホーム法話会

ビハーラ福井が以前からご縁をいただいてきている老人ホームA苑。毎月定期的に法話会が開かれている。先月が自分の担当だったのだが、のっぴきならない事情から、他のメンバーに代わっていただいた。そして今月がその自分の番。

苑内には立派なお仏壇がご安置されており、お正信偈を一緒に唱和。本を持って一緒にお勤めされる声が調声を勤める自分の後ろから聞こえるのが嬉しい。

いよいよ法話。長すぎず短すぎずをこうした場では心がけている。
内容は、この春まで放送されていた「ちりとてちん」の中から、「崇徳院」を題材に。このの歌を紹介しながら、上方落語のオリジナルの話の中身まで話している最中のこと。

登場人物のボンボンが、茶店で見初めた娘さんに一目ぼれ。ウブさ故、よう声をかけ切れんままに分かれてゆくそのとき、娘さんが袱紗(ふくさ)を落とした。それを拾って渡してあげたことをきっかけに、娘さんが例の下の句「割れても 末に あわんとぞおもう」と書きわたしてくれた。

ここまで話して、そういえば、かつて道で出会った女性に声をかけるキッカケに「このハンカチ落としたのは、お嬢さん、あなたじゃないですか」というのがあったことを思い出した。一番前で首を縦に振りながら嬉しそうに聴いておられたおばあちゃんに、話を振った。
「おばあちゃんも、若い頃、こんな風に男の人に声かけられたでしょう?」と。自分としては、そんなことはなかったですよと照れて否定されるかと思ったのだが、何とおばあちゃん、これまた嬉しそうに「ええ、ありましたよ」ですって。

            参りました。

    

カテゴリー: JazzBose空言戯言日記 | コメントする