Steeple Chase

(スティープル チェイス) というレコード会社がある。この会社を知ったのは、30年以上も前のこと。ジャズに明け暮れていた学生時代、乏しい小遣いの中から買った、「Duo」のLPレコード。
先年亡くなった、ウッドベースの天才(と自分は思う) ペデルセン(デンマーク人)と黒人ピアニスト、ケニー・ドリュー の ドラムレスの演奏。

学生時代それこそ擦り切れるほど聴いて、結局もう一枚買った。その後福井に暮らすようになってまもなく、レコード店でCD化された「Duo」を見つけた。早速購入、学生時代の安物のステレオとに比べればいささか音質もアップしたわがステレオで聴きなおし、名作品であることを再確認した。

この作品以降からか、ピアノトリオからドラムをはずしたいわゆるピアノとベースのDuo の演奏が多く録音されるようになったような気がする。もちろん、それ以前にもあったにはあったにちがいないのだが。

突然この「Duo」を思い出したのは他でもない。先日終了した北京オリンピックをテレビ観戦していた時のこと。今回から始めて採用されたという「女子3000メートル障害」
電光掲示板に鮮やかに「Steeple Chase」の文字が浮かび上がった。エッ!!!である。実は30年たった今まで、Steeple Chaseの意味を調べたことがなかった。あわてて辞書を引く。
あるではないか!!

《stee・ple・chase》
  〈名〉障害競馬; (人間の)障害物競走_特に3千メートルの_.s

あのレコードに出会ってから、30年目にして知った、3000m障害である。
あるんですね、人生にはこんなことも。

    

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