日別アーカイブ: 2008 年 11 月 18 日

高岡を後に

T楽寺様、御満座のお取次ぎのため、ホテルを出ようとしたところへ家人から電話。福井のご門徒I様の葬儀に京都から帰って導師を務める手はずの息子の列車が、敦賀・今庄間の信号への落雷でストップしたという。えらいこっちゃ、喪主様、葬儀会館、息子、その他あちこち電話をかけまくり、何とかなりそうな目途が立ったところでホテルをチェックアウト、タクシーに乗る。T楽寺様ではすでにお勤めが始まっていた。そこへ追い討ちの電話。信号機復旧のあと動き出した列車が、鯖江の駅でまたストップという。そうこうしているうちに、法話のご案内があったところへ、何回目かの電話。列車がやっと動き出し、ぎりぎり何とか間に合いそうだという報告に、胸をなでおろしながら本堂に向かった。

本堂ではご婦人方が多く、急遽話の内容を変更する。というと、持ちネタが多そうに聞こえるかもしれないが、数少ない中からのやりくりである。

全席、最前列でお聴聞された紳士は、壮年会の役員さん。昨晩ホテルに帰る前に座敷でこの壮年会の方々が継職法要の反省会と懇親会を開いておられる席にわずかな時間だが同席し紹介していただいた。この会は「群生会」と称するそうで、亡き前住職様の薫陶を受けられた方々。こうした方に支えられながら新ご住職もきっと活躍なさることだろう。

息子は葬儀を終え、すぐに京都に引き返していったそうだ。(結局直接は会えなかった)

4時、I家の皆様が納骨法要に来寺。葬儀を若院が勤めることを了承して下さったことの御礼と、列車の都合とはいえ、葬儀開始ぎりぎりまでご心配おかけしたことをお詫びする。しかし快くこうしたご無理を受け止めてくださることに、ご門徒のありがたさをしみじみと感じさせられた。

「立派な若院さんで、お勤めも朗々と響く声で勤めてくださいましたよ」とご親戚の方からもお褒めをいただいた。素直にそのお言葉ありがたく受け止めさせていただきます。

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