敦賀へ

朝、K家の月忌参り。続いてT町A家の法事。十三回忌・三十三回忌・それに百回忌。お三部経をあげることにする。計ったら読経時間だけでたっぷり一時間。一時間休みなしで歌い続けたらのども疲れると同じように、読経もそれだけ連続だとかなり喉に負担になっている。以前はそれほど感じなかった息苦しさも寄る年波のせいか感じるようになってきた。ただ思うのは、その間静かにじっと読経を聴いていておられるご門徒さんは立派だということ。近年、読経の間のおしゃべりを止めないひとがぼちぼちでてきたが、あまりひどいときは自分は読経を中断してでも注意する。今日のA家の皆さん、最後までじっと静かに読経を聞いていてくださった。

法要終了後、ご当主としばらく歓談。A家は織物工場を経営しておられるが、その経営上の苦しさは、今の時期以降もっと増すだろうとのこと。今こそ踏ん張り時ですと。

一度帰山し、敦賀へ向かう。I家一周忌。ご子息を亡くされ晩年は敦賀に嫁がれた娘さん宅に身をよせておられたおばあちゃんであった。娘さんは実家が千福寺門徒だからと、実家の法事も毎年の報恩講も嫁ぎ先で勤めてくださってきた。ご主人のご理解もあればこそである。ただ、おばあちゃんがなくなられた今後、こうした仏事をどうするかについて今晩親族と話し合いますとのこと。

幸い、嫁がれた先も同じ浄土真宗門徒。たとえ千福寺とのご縁は薄くなっても、浄土真宗のご縁は大切にしていただきたいと念じます。

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