報恩講と法事の併修

午前中、T家の報恩講。その後二軒の法事。午後大阪よりN家七回忌の法事で来寺。終わってF家七回忌及び十三回忌法事そのご春江町にまわって2軒の報恩講を勤める。

標題の報恩講と法事の併修とは、報恩講と年忌法要を併せてつとめることを意味する。だいぶん以前のことだが、報恩講は親鸞聖人のご法要であり、真宗門徒としては一番大切に勤めるべきもの。家の法事と併せて勤めるべきではないということを仰るご住職がおられた。確かに本来的にはそのとおりであろうし、異議を唱えるつもりもないが、我が寺ではずっと以前から秋に勤められるご法事に併せて報恩講をつとめていただくということをしてきた。

最近の報恩講廻りでは家におられるのはお年寄りで、若い方がお参りくださるご縁がほとんどなくなったという現状がある。勤めの関係で日曜日に勤めて欲しいとのご希望のお宅には可能な限りご要望にお応えしようとは思うものの、日曜日の数は限られている上に、まず確実に日曜日には複数のご法事がある。

今日のK家の一周忌法要に先立って報恩講を勤めていただいた。法事に参列された方々の多くが真宗門徒でいらしたとみえ、お勤めを皆さん唱和してくださったのである。近年、ご門徒宅の仏間にこうしてお正信偈の唱和の声が響き渡ることは稀であろう。併修のご縁である。これはこれで現代においてはあり難いご縁になるということを思う。

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