家の宗教・個人の宗教

午前中、Y家月忌参り。路面が完全なアイスバーン状態。雪は少なかったものの、寒さからいうならこの冬一番の冷え込みだったのではと感じた。

午後、I家17回忌。Iさんご夫婦は娘さんばかり。それぞれ結婚されて家庭を持たれたので、I家そのものを継がれるかたがなく、お仏壇は嫁ぎ先のF家に運ばれた。それでも毎月Iさん夫妻の命日にはお寺から法務員のY君が月忌参りに行っている。千福寺の第一墓地にあるI家のお墓も姉妹のご家族でちゃんと維持されている。その意味ではありがたいご家族だと思っている。

ただ今後、事情でこうした家庭が増えてくることは確実であろう。養子をなんとしても迎えて家を守るのだという社会の風潮が福井のような地方でも薄れつつあるし、実際養子を迎えるという環境(養子候補となる男兄弟の数そのものも減ってきている)もますますその困難さを露呈してきている。

家と家制度にその基盤を置いてきた伝統教団はいよいよその存続基盤が弱体化してきている。浄土真宗内でも家の宗教から個人の宗教へと声高に叫ばれたこともあると記憶している。しかし結局掛け声だけに終わってしまったことは否めないだろう。

この問題についてはもっと考えなければならない点がいくつもあると思う。あらためて提示してみたい。

 

 

本日58才の誕生日を迎えました。連れ合いの画策なのでしょうか、県外の子供たちから続々とおめでとうコールやメールが。素直に喜ばせていただきましょう。

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