今庄にて

福井県の多雪地域として、大野・今庄があげられる。その今庄のK家七回忌と十三回忌に赴く。福井市内では殆ど消えた雪も、今庄が近づくにつれて田んぼや山の雪がしっかりと地面を覆い始める。

気温にしても確実に数度は低いだろう。車についている車外の温度計で確かめておけばよかったのだが・・・・・。考えてみれば寒いはずだ、零度近い冷蔵庫の中にいるようなものだから。

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二つの法事の併修だったので読経の時間が長かったのだが、皆さん静かに(おしゃべりする人もなく)聞いてくださっていた。訳の分からんお経を長時間聞かされるほうはたまったもんじゃない、とばかりに読経の間おしゃべりをする人が増えてきたような気がする。ことにお通夜で如実に感じる。

口を閉じ、静かに亡き人を偲ぶ、(長時間それを続けるのは難しいだろうが、自分を振り返る時間としてもいいではないかと思う)そうした時間を持つことが現代人には難しくなったのだろうか。せめて法事の読経の時間くらい、ここはおしゃべりの時間ではないというくらいのけじめは大事にしたいと思う。

そんなことを導入に、法話。法話が終わって着替えていると自坊から電話。市内Fさんの奥様の訃報。お斎をお呼ばれして帰山。その足でF家へ向かい臨終勤行。一昨年よりご門徒の皆さんにお願いしている、通夜のお正信偈のお勤めは、最前列でご遺族も一緒にお願いしたい旨お話したら、ご主人も「わかりました」とご了解いただけた。亡くなられた奥様には、昨年秋の報恩講廻りのときお話したのが最後になってしまった。

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