法事そして通夜

午前中、鯖江Y家。くしくもご両親の33回忌と50回忌にあたるということで併修。今日の法事も皆さん、長い読経中もしずかにお経に遇ってくださっていた。法話を終えいったん帰山。午後福井市郊外のK家三回忌。故人はいつもはつらつとお元気な方で、永代経、報恩講とも在所の方と連れ立って必ずお参りになっておられた方。失礼ながら、報恩講廻りのとき、お元気な声でお正信偈を一緒に唱和されるのだが、それがかなり音程がはずれていた。それも大きな声でいらしただけにこちらがやりにくいと毎年思っていたのだが、それも今は懐かしい思い出。

夜、市内の葬儀会館でF家の通夜。看護師を退職され数年しかたっていなかったことや、ご子息が陶芸家で陶芸教室の生徒さんらもいらっしゃるのだろうか、たくさんの会葬者。葬儀社の社員さんとも打ち合わせて、お勤めが始まったらご遺族も最前列で一緒にお勤めする。唱和の声が聞こえおしゃべりの声はない。法話もそのことに少し触れ、故人を偲ぶということ、あるいは直接故人を知らなくとも、ご遺族の今の悲しみに思いを馳せ、人の死の持つ意味に向き合う場を与えられているのが今の私たちではないかと話させてもらう。

今日で二月は終わり。この日に思い出すことがある。高校の同級生で鹿児島でホスピスを経営しているドクターがいるのだが(一昨年亡くなった姉がこのホスピスでお世話になった)、彼の誕生日がうるう年の2月29日。4年に1度しか誕生日を祝ってもらえないとぼやいていた。

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