かくれ念仏参拝記3

それぞれ早起きして、広い旅館の庭園や周りを気の向くまま散歩しているようだ。白水館を出立、一昨年の大河ドラマ『篤姫』ゆかりの生家今泉家の屋敷跡を尋ねる。残念ながら天候に恵まれればここからでもくっきりと桜島は見えるのだが、雲に阻まれてその姿を見ることはできない。

途中お土産のショッピングセンターに立ち寄りその後、鹿児島別院へ。お彼岸に入った週末ということで参拝の方々でごった返している。別室で職員さんからかくれ念仏のいわれとこの別院の沿革の説明をいただき、お茶を呼ばれたのち本堂参拝。午前中の法要が終わった本堂を参拝し、境内の親鸞聖人像の近くに置かれた〔涙石〕の説明を受ける。この石はかくれ念仏信者の折檻、拷問に使われたものといわれ、割り木に正座させた信者のひざに抱かせて仲間の白状、改宗を迫った。この石に我々お念仏を頂くものの先達の涙が染み込んでいるところから〔涙石〕と呼ばれる。

涙石 涙にくれて 黙しけり(もだしけり)

まことのいのち ためさるるとき  【梅原真隆 和上作】 の歌碑も添えられてある。

鹿児島別院を後に、西郷隆盛が西南戦争に敗れ自刃した城山へ。城山観光ホテルで鹿児島最後の食事をとる。食後三々五々展望台から、姿を現した桜島を眺める。

フェリーでバスごと桜島に渡り、大正時代の大噴火で流れ出した溶岩を左右にみながら進む。途中展望台で下車したものの、風が強い上に昨年から頻繁に爆発している火山灰が巻き上がり口や眼に入り難儀することはなはだしいがこれも旅の思い出になろうか。その大正時代の大噴火で、いわゆる島だった桜島が大隈半島とつながり今では孤島ではなくなった。陸路で大隈半島から鹿児島空港をめざす。三日間お世話になったバスの運転手、ガイドさんにお別れを告げ、搭乗手続き等を早めに終えて皆さんは最後の最後のお買い物。このころから風は一段と強まり、加えて雨模様となった。

前回の訪問のときは三日間とも雨に降られ、空港を発つときに晴れてきたのだが、今回は全くの逆。お天気にも恵まれて、内容豊富な、言い換えれば少々ハードなスケジュールの日程を無事に終えることが出来た。心配したのが天候と参加者の健康だったが、おかげさまで旅行を中断するような体調不良の方もでず、お天気は記したとおり。皆さんにも喜んでいただけた旅行だったのではないか。

天候の影響を受け、飛行機が離着陸時に揺れたが無事大阪空港につき、迎えのバスで福井へ。添乗員氏はわざわざ最後まで見届けるために福井まで同行してくださった。

皆さんの、疲れは当然あっただろうが「よかったね、楽しかったね」というお言葉を受けながら出発と同じ門徒会館まえで解散となった。

写真・動画の追加アップはしばらくこつこつとすることになるでしょうが、jかくれ念仏参拝記 以上でおしまいです。

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