納棺・通夜

午後1時より納棺。午前と昼過ぎのご法事があったが、次男がそちらの方のお参りに行く。次男の帰山をまって納棺。映画『おくりびと』の一シーンを見るような不思議な感じがする。納棺勤行を終え早速本堂へ棺を移動、安置する。

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午後2時、坊守の所属するコーラスグループ「コール無憂華」の皆さんの弔問をいただく。「み仏にいだかれて」の見事な二部合唱。本堂に居合わせた親族、ご門徒皆さん感激の面持ち。

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午後4時、福井組のご住職方のお悔やみのお勤めをいただく。皆さんこのあと、連続してH専寺様へのお勤めにまわられるそうだ。H専寺のご住職は、父と同級生。同じ日になくなったので、通夜、葬儀ともほぼ同時刻に勤めることになり、その分福井組の方々にはお忙しい思いをしていただくことになってしまった。

午後5時半より、一般の方々の弔問をいただくので葬儀委員長と本堂入り口に並んで立つ。続々と弔問の方々の列は続く。

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6時よりご門徒の皆さんと一緒に本堂に響き渡るお正信偈のお勤めが始まった。親戚寺院の方 に調声(導師)をお願いしてみたが、4人のお孫さんがおられるのだから彼らで勤めたらどうだという言葉をいただき、次男が調声を勤めさせていただくことに。そしてご和讃は4人の巡讃(じゅんさん=和讃の発声を順繰りにおこなうこと)にて勤める。

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この葬儀に鹿児島から従兄弟の加藤氏が自坊の法務を終えて飛んで来てくれたので、通夜の法話をお願いした。本堂に入りきれないほどのご会葬の皆さんと勤めた通夜のお正信偈。大切な人を亡くした悲しみは悲しみとしてしかしこの悲しみを尊いご縁と意味づけることの出来るお念仏の世界をいただいていることのありがたさを切々とお話いただいた。

 

 

番外編

 

満堂の通夜のお勤めを終えて、親戚やご門徒の皆さんへのお礼に本堂や座敷を駆けずり回っている最中、肝を冷やすような知らせが耳に飛び込んできた。帰途に疲れたご門徒のお一人が本堂階段から転げ落ちてひどい出血をしておられるので救急車を呼んでくれと帳場係りの門徒さん。救急車はすぐに駆けつけてくれ病院へ搬送してくれたはいいが、どこの病院へ連れて行ってくれたかが分からない。多分県〇病院だろうというので、病院に問い合わせるも、個人情報保護の壁、こちらの素性をしつこく聞かれそれでもそんな患者さんが搬送されたかどうかを教えてくれない。ご門徒の自宅にお電話したら留守番の奥様はご主人の怪我をご存じなかった。事情をお話してとにかく自分は病院へ駆けつけ、ご家族を待つ。(ご家族の誰かが付き添っているかも病院側は教えてくれなかった・・・・・恨み言)

そうこうしているうちに、ご家族が到着。しばらくしたら付き添っておられた親戚の方と一緒に車椅子のOさんがにこやかに処置室からロビーに姿を現し(この方はいつでも笑顔を絶やさない方である)、前住職のあとについてゆけばよかったかな・・・と笑いながら仰る。こちらは笑い事ではなかったのだが、その一言でまず一安心。ただ五針も縫う裂傷が頭に。入院もなしで、今日はこのまま自宅に帰られるということを確かめて自分も帰山。

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