お朝事の終わる頃、本堂の入り口に人影。坊守が扉をあけると市内のMさん。一緒にお朝事をお勤めしてご挨拶もそこそこに、何と「蓮」を鉢に入れてしかも移動用のキャスターをつけてお寺まで持ってきて下さったとのこと。Mさんはご自分の田んぼの一部に蓮を栽培しておられる。

一昨年その蓮をお寺の鉢に移植して下さったのだが、成長が芳しくないので、鉢栽培でも毎年確実に咲く品種をさがしておられたそうだ。今年やっとそれが見つかったので、つぼみをつけた状態にまで育てて、今日こうして持ってきて下さったというわけである。

それにしても立派な鉢、さらに重いこの鉢の場所移動に住職の腰がこれ以上悪くなることのないようにと、何とキャスターまでつけてである。

亡くなられたお父上も誠実でお念仏の絶えないありがたい方だったが、Mさんしっかりその後を受け継いで下さっておられる。そしてこの心遣い。永代経(前住の満中陰法要)には綺麗に咲いた蓮の華が皆さんをお迎えしてくれるだろう。

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