月別アーカイブ: 2010年6月

お朝事の終わる頃、本堂の入り口に人影。坊守が扉をあけると市内のMさん。一緒にお朝事をお勤めしてご挨拶もそこそこに、何と「蓮」を鉢に入れてしかも移動用のキャスターをつけてお寺まで持ってきて下さったとのこと。Mさんはご自分の田んぼの一部に蓮を栽培しておられる。

一昨年その蓮をお寺の鉢に移植して下さったのだが、成長が芳しくないので、鉢栽培でも毎年確実に咲く品種をさがしておられたそうだ。今年やっとそれが見つかったので、つぼみをつけた状態にまで育てて、今日こうして持ってきて下さったというわけである。

それにしても立派な鉢、さらに重いこの鉢の場所移動に住職の腰がこれ以上悪くなることのないようにと、何とキャスターまでつけてである。

亡くなられたお父上も誠実でお念仏の絶えないありがたい方だったが、Mさんしっかりその後を受け継いで下さっておられる。そしてこの心遣い。永代経(前住の満中陰法要)には綺麗に咲いた蓮の華が皆さんをお迎えしてくれるだろう。

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T家葬儀

外は雨も降っておりチェックアウト時間が11時まであるので、部屋でたまりにたまったこのブログを書く。それにしても少し怠るとあっという間に夏休みの絵日記状態。つまり期日詐称でまとめ書きをしなければならなくなる。お読みになっておられる方は、とっくに期日詐称は見抜いておられることだろうが、頼りない記憶をたどりながらの作業である。数日分のブログを書き終えホテルをチェックアウト。

午後2時、ホールにて葬儀開始。ホール側との打ち合わせで、可能な限り福井の葬儀を踏襲する形で執り行うことに。ただしお仏壇はないので、出棺勤行からそのままひきつづき葬場勤行へと一連の続きの形をとらざるを得ない。

火葬場へ同行して火屋勤行。夕刻、拾骨を終え、同じく葬儀会場の別室で還骨勤行と法話。すべて終わったのが午後6時過ぎ。法務員Y君に帰路の運転を託して福井へ向かう。福井帰着午後9時頃。今回の長距離運転もY君に頼りっぱなし。

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富山にて布教、そして大阪へ

富山市のS寺様の永代経布教。記録を見ると1998年から毎年この時期に出講のご縁をいただいていることになる。布教にでるご縁はそれほど多いわけでもなく、法話の題材も限られているので、同じ話を何度もしていることになるが、お聴聞の皆さんの初めて聞くようなお顔に支えられて何とか今年も勤めさせていただいた。10年以上も毎年寄せていただいていると、おなじみになり、亡くなられた司会の玉置宏氏のように、「一週間のご無沙汰でした。司会の玉置宏です」ならぬ、「一年間のご無沙汰でした、福井の千福寺です」ではじまることに。当然参詣のご門徒さんもお浄土へ帰られた方もある。総代さんも入れ替わり、それより何より、この10余年のあいだに前住職様もご往生された。

午後の法座を終えて住職様の丁寧なお見送りをいただき車を飛ばして帰福。先に出発した法務員Y君の後を追い、大阪高槻へ。教えられた葬儀会館へ到着、とりあえず阿弥陀経を読経。亡くなられたTさんは自分より4歳年長。福井を離れ大阪で居酒屋チェーン店を経営し事業的には成功された方だが、これほど病状が悪化していたとは。

明日の葬儀の打ち合わせなど確認し、Y君と高槻市内のホテルにチェックイン。

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富山へ

寺便り「はらから」の郵送用のラベルを印刷。どうも最近プリンターの紙送り機能がおかしくなり、いらいらすることが多かったのだが、幸い今日は一発できれいに印刷された。明日は富山のS寺様の永代経法要の布教に出講することになっており、例年だと前日富山入りしてホテルに投宿するのだが、今年は当日朝早めに出立しようと思うと坊守に告げると、車で日帰りの布教は心配だからやはり前日の今日から富山入りしておいたほうがいいのではと案じてくれている。確かにかくいう自分自身が体力の衰えを如実に感じるようになったこともあり、おとなしく指示に従うことにして早速ネットで富山のホテルを予約。時間的な余裕を持って福井を出立。ホテル入りしホテル内のレストランで夕食を済またところで携帯に大阪の門徒さんから電話。でたのはご本人ではなくご子息。

「実は先ほど父が亡くなりました。つきましては早速御通夜と葬儀のことでご相談したい」とのこと。毎年のようにご家族を伴って福井のお墓参りとお寺へのお参りをされる方だったのでとにかく驚いた。通夜については自分は富山からは時間的に間に合いそうにないので法務員のY君に先にいってもらって勤めてもらう段取りを整える。葬儀には当然自分もかけつけることになる。

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法事3件

9時より日曜学校。坊守より、今日は子供への法話をしてくださいとの注文。3年前に土曜学校を再開したときは2人からの再出発だったが、現在10名近い子供さんが毎月集まってきてくれるようになった。

午前10時から、丸岡町K家の満中陰。法要終了後、在所にあるお墓への納骨も。梅雨いりしているものの、幸いお天気には恵まれ、法事参列の方全員が墓地納骨におまいりされた。

急いで福井へ取って返し、市内F家のこれまた満中陰法要。お孫さんが昨年の初参式に赤ちゃんを連れての参りされていたのだが、そのときの写真をまだお渡ししていなかったので、先日届けておいた。

帰山してしばらくしてS家のこれまた満中陰法要。こちらはお寺にそろってお参り。悲しいご縁ではあったが、残された若いご家族は毎週日曜日、七日七日のお参りを続けて来られた。近日中にお仏壇を求められるとのこと。今後の仏法とのご縁を大切にしてゆかねばと思う。このご家族とのご縁をとりもってくださったのが、日曜学校修了生で、先年ご主人を亡くされたHさん。S家の皆さんと家族ぐるみのお付き合いをしてこられたそうで、残されたご家族の頼りになる相談相手を務めてきてくださった。彼女も毎日曜日、S家の七日七日のお参りに欠かさず一緒におまいりしてこられた。彼女の優しさ、面倒見のよさに心打たれること大。

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