帰福

晴天の中、甥が空港まで車で送ってくれたものの、空港付近は大粒の雨。飛行機が飛ばないこともありうるからしばらく空港付近にいます、飛び立つことが分かったら携帯で連絡下さいと気配りをしてくれた甥の心配も杞憂におわり、雨の中飛行機は大阪へ向かって飛び立った。

高速道路の空港インターチェンジ、自動車の通り道に広く厚いカーペット状のものが敷かれてあった。いうまでもない、口蹄疫の感染拡大を防ぐための消毒液がしみこませてある。

畜産県たる宮崎県の大打撃、同じく黒豚黒和牛の鹿児島県の危機感は現実に南九州入りした自分にとって北陸で受け止めてきたニュース報道以上のものがあった。しかし経済的な打撃あるいは危機感にとどまることなく、我々人間のために殺されていった牛や豚たちのことは深く胸に刻んでおこうと思う。クレーンに吊り上げられ深い穴に埋められていった30万頭近い牛や豚たちの映像を脳裏に刻んでおこう。ほぼ福井市の人口に匹敵する牛と豚があたかも道具やゴミのような扱いの作業名 『処分』 という言葉で殺されていった事をわすれまい。

高速道路の出入り口にしかれた消毒液の染み込んだカーペットの上を通過しながらそんなことを思った。

大阪も蒸し暑かった。午後4時過ぎ帰着。留守中も家人が鉢の水遣りはきちんとやってくれていたようで、(雨も多かったらしいが)それらの鉢に迎えられて、家に帰ったという思いが強まった。

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