前住職命日

父の二月の命日がめぐってきた。月並みな感想ながら、「早くも」という思いであるが、振り返ればこの二ヶ月の間にも様々なことがあった。富山へは二度の出講。鹿児島へも飛んだ。同じ福井組のH寺様の前々坊守様のご葬儀。そして父の親しかったご門徒さんの相次ぐ葬儀。残された3人でお朝事を勤めたあと、命日のお勤めも。ぼちぼち余間に掛ける前住職の肖像軸も発注しなければならない。

午後、仁愛女子短期大学音楽科へでむき、しばらくの講演。アセンブリーアワーという(アセンブリーとは集まり・集会くらいの意味)時間に外部から講師を招いての音楽科独自の講演会。始まるまでに担当の先生としばしの語らいの中で、地方の音楽短大の置かれた厳しい現状などお聞かせいただく。

本日も聴講の学生さんは十数名。それでも目を輝かせながら話に聞き入ってくれていた。約一名、心地よく最後までよくお眠りの学生もいたが。

夜、福井では名のとおったT蕎麦の社長の訃報。お正月の新年会には孫さんたちまで揃ってお参りされる、あり難いご家族である。報恩講のお勤めはこれまたご家族揃って唱和されるような家族。

枕経に駆けつけ、その穏やかなお顔に心の中で「有難うございました」と今生のお別れを告げ、お勤め。悲しみの中にも、精一杯生き、大家族を心から愛して大切にしてこられたおじいちゃんを皆が尊敬し、大好きでしたという空気が満ち満ちていた。

蕎麦を食していただくという仕事柄、また同行者の方々への配慮もあって、思い切って通夜と葬儀を土・日まで延ばしましょうとその場の家族会議で決定された。

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