ヒビ・コレ・コウジツ

市役所から送られてくる、健康診断の書類。毎年かかりつけのお医者さんで検査していただいてそれを保険課の方に提出。今年もその季節となったので、前立腺癌・肺がん・大腸癌その他糖尿病、肝臓とうの内科的疾患の血液検査を受ける。

レントゲンで胸の撮影をしてもらうこともあり、先生に「先生のところでこの指のレントゲンをとっていただくわけにいきませんか」と腫れ上がった指を見せた。「痛そうですね、でもそれはちゃんと整形外科の先生に診てもらったほうがいいですね」との返事。

午後、早速何度かお世話になってきたO整形外科に午後一番の診察を受けに行く。(さらにもう一回)

かつてO先生のお嬢様に家人がピアノをお教しえしていたこともあり、患者としてもそれなりに覚えていて下さるだろうと思い「先生、またやってしまいました」と話しても、私の顔をじっと見て、机の上の今郵便受けからとってきたばかりの封書とかわるがわるに見比べるばかりで、返事がない。やっと出てきた言葉が、「高務さん、このS  さんという方をごぞんじですか?」

いきなり言われて、「家内のピアノの教え子さんですか?」という答えがでた。「いやご主人のお知り合いだとおもうのですが」

「ひょっとしたら、大学のクラブの後輩の女性かも」と口に出たところでその封を切って読み始められた。「やはりご主人の大学の後輩ですね。実はこの方は私の大学の医学部の後輩の奥さんです。今年初めの、りんどうホールの小林繁投手の葬儀の模様をテレビで見て、私の所にひょっとして福井市にお住まいならO先生、あの住職をご存じないか」というお手紙を先日いただいて、その返事を書いたばかりです。それに対する返信がこの手紙です」ですと!。

郵便受けから受け取ったばかりの手紙と、その手紙の話題の主が今ここにたまたま患者として来ているという偶然の面白さに、O先生、しばらく手紙と私の顔を見比べてしまっていたということだったわけである。

で、指の方はどうなったかというと・・・・・・。

やはり「ヒビが入ってますね。添え木(材質はアルミニューム)をしましょう。一月は動かさないようにして下さい」と。

これで、今月22日の「お説教とジャズの午後」の住職としてではなく、ベース弾きとしての出番は無くなってしまった。まあこの怪我がなくても、今のような練習不足の状態ではプロに混じって演奏させていただくことはムリだったろうが。

恒例だけに、住職のベースを期待してご来場くださる方の期待を裏切ってしまうことになるが、(そんな人いるわけないか)

この怪我が一つの言い訳になる。

これを仏教の世界では ヒビ・コレ・コウジツ (日々是好日 あるいは ヒビ コレ 口実)という。

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