結婚式前日

午前中2軒の報恩講廻り。悲しいことが起こっていた。昨晩斜め前のお宅、S家の当主が亡くなられて帰宅された。享年54。報恩講廻りを終えてその足で弔問、お勤めをさせていただいた。5月に病気が見つかり治療の甲斐なく無言の帰宅をされた。地区の青少年育成のためにスポーツ方面で本当に活躍された方だけにその逝去を悼む人は多いだろう。 合掌

午後、明日挙式の長男本人が帰宅。夕刻になって新婦とそのご両親が福井に着かれた。お疲れの中寺までご足労いただいて明日の仏前結婚式のリハーサルを行う。本人らには以前帰省のおりに練習はしてもらっていたので、今回はご両親に知っていただくためのリハーサルである。ご寛容にも、すべてこちらの進行にお任せしますと仰っていただいたので、リハーサルはスムーズに終えることができた。

この挙式のサプライズは、司婚の役をなんと新郎の弟が勤めることである。どなたかよそのご住職にお願いすることも考えたのだが、当初ほんの身内だけ(兄弟)のお食事会、顔合わせ程度のパーティにしたいと本人らが希望していたので、式もそれなら身内でということになり、弟にその役を振り当てた。

新郎である長男も得度して僧籍はいただいているが、ITの世界で生きてゆく、そしてこの新婦を伴侶として二人で家庭を築いてゆくと言う道を選んだ。弟は司婚者として兄の結婚を見届けるのも意味あることだと腹を決めたらしい。司婚者というのは結婚式では誰よりもエライ?役割。今まで兄に頭が上がらなかった弟が唯一優位に立てる絶好の機会と思ったかどうかは不明だが、何度も繰り返し繰り返し導師の習礼(しゅらい=予行演習)をしている。

午後9時過ぎ、鹿児島から兄、姪が到着。この姪には本堂での結婚式とパーティの司会を頼んである。この姪を交えて式のリハーサルを重ねて行った。ご門徒さんの仏前結婚式は何度も本堂で行ってきた。その時は坊守がピアノ・オルガンの演奏の役を務めてきたわけだが今回はそういうわけには行かない。というわけでこれまた鹿児島の甥で芸大をでたキーボード弾きが音楽担当。こうして身内で固めた式・披露宴ということになる。

問題は、結婚式の法話。司婚をつとめる次男に法話も考えてあるだろうなと質すと、それはお父さんが考えてくれよと言う返事が帰ってきた。やむなく疲れた体に鞭をふるってパソコンの前に座り、結婚式の法話原稿。プリントアウトして次男に渡したときには午前一時近くなっていた。とにかく一刻でも早く床について体を休めなくては・・・・。

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