日別アーカイブ: 2010 年 10 月 27 日

K和上訪問

昨年ご病気されたK和上。この四月から行信教校の教壇にもたたれるようになり、今年の専精舎(行信教校の5月の研修会)にも五日間通してご講義下さった。ただ自分は前住職の葬儀の直後でもあり、その専精舎に顔を出すことが出来なかったため、K和上に久しくお目にかかっていない。弟子とはとてもいえるようなものではないが、教えを受け現在もお育てをいただく一人として一度ご挨拶に伺わねばとおもいつつ、今日まで延び延びになってしまった。自坊の報恩講も終わり、ひと段落ついたところで和上のご在宅をうかがってあったので大阪まででむいてきた。

午前中お見舞いを兼ねて親しくお話させていただく贅沢な時間をいただいた。ご病気、手術、加療とこの一年の間にずいぶんお痩せになられたが、行信教校はじめ大阪朝日カルチャーセンターでの連続講義と、徐々に体力の回復と相談しながらご教化下さっていることを何よりも有難く思う。法然上人が最晩年に今生の思い出として「ご本願と遊蓮坊にあえたこと」が一番の喜びと語られたと伝えられるが、自分にとってK和上の膝下にわずかな期間とはいえ身をおく期間をいただいたこと、その後もお育てをいただき続けることが出来たことは何にも代えがたい喜びである。

奥様にもご挨拶し、結婚30年になりましたと報告。ご夫妻に媒酌の労をお取りいただいてから30年経った。

徐々にではあるが体力も戻りつつあると仰って下さることが何より心強い。長居してお疲れをためられては申し訳ないのでころあいをみて辞そうとしたら、せめてお昼ご飯を食べて行きなさいと用意して下さったので、お言葉に甘えてお相伴させていただいた。和上と親しくこうしてお昼を頂戴できること、言葉にならないくらいの感激だ。近著をいただく。わざわざ山門までお見送り下さった。たまたま寺で葬儀の準備中で、近くにいた葬儀社の社員さんに和上と並んだところをシャッターを押してもらった。

和上のお寺を辞して、行信教校の先輩W林氏のK照寺様へ向かう。この夏、ご尊父が往生された。お悔やみにうかがおうと思いつつこれまたのびのびになってしまっていたので、この機会にというわけである。ご尊父は大手の銀行を定年でリタイアされてからご子息と同じ行信教校で学びなおされた同窓生でもある。実社会人としての経験のない自分に折に触れてさまざまな事をお教え下さった。銀行時代からの蝶ネクタイがトレードマークで、それが実にお似合いのダンディーな方だった。久しぶりにうかがったW先輩のご自坊。お母様と坊守様も温かくお出迎えて下さり、しばし懐かしい時を過ごさせていただいた。

吹田駅まで送っていただき、サンダーバードで帰福。明朝も早いので早めに就寝。

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