丸岡町U地区報恩講

表題のU地区報恩講廻りである。しのつく雨の中、寺を出立。数軒廻ったところで雨がみぞれに変わった。お茶を頂きながら雨の音がバラバラっとかなり大きな音になったことで、あられに変わったことがわかる。外に出ると道路が白くなっていた。

中断するわけにも行かず、傘をさしながらのお参り。今年昼食を用意して下さったK家のご主人はメガネ貿易の会社を経営しておられる。円高、中国の進出などもあり、貿易中心のあり方から同じメガネでも少し扱う商品内容を変えて、国内需要の喚起の方向へシフトしているとの興味深い話を伺う。

細かい内容は控えるとして、ビジネスに関わっておられる方の視点というものを教えられたような気がする。伝統宗教教団の衰退はすでに始まっている。ただ手をこまねいているだけではなく、どんな手が打てるのかを必死で模索しなければなるまい。今僧侶に何が出来るのか、何をすべきなのかを考えなければ。

最後にお参りしたT家。お勤めを早引けして帰ってきてくださった。このお宅の御文章箱は五帖それぞれが別の引き出しに収められた漆塗りの見事なもの。われわれの先輩は余裕ができたとき、お仏壇にお金をかけこうしたところに贅沢をしてご報謝を楽しんだのだろう。これも立派な文化だと思う。他の贅沢は慎んでも、仏様のお荘厳には惜しみなく持てるものをつぎ込んだ。仏様を仰ぐ姿勢を教えられた思いがする。

IMG_0245[1]IMG_0246[1]

カテゴリー: JazzBose空言戯言日記 パーマリンク

コメントを残す