忘年会

意外に思われるかもしれないが、自分には忘年会といわれる年末のいわゆる飲み会の機会はほとんど無い。唯一の忘年会と呼べるのは20年以上続いている「お菓子と法話の会」のそれ。

3年前、気心のしれた同世代の友人との忘年会を持つことになった。自分以外のメンバーは福井生まれの福井育ちの人ばかり。料金も手ごろで本物の越前蟹を食べさせる民宿をそれぞれがよく知っているので、この時期の忘年会としてはやはり泊りがけで蟹食べましょうということで越前海岸の民宿での忘年会となった。

今年の幹事はKさん。越前海岸玉川温泉の民宿の予約ととってくれてある。自分が民宿に着いたときには皆すでに到着、温泉で汗を流していた。

聞けば、今日はわれわれ五人の貸切状態。最近の世相を反映してか週末以外はそれほどお客さんも多くはないらしい。

いよいよお楽しみの食事。食べきれるだろうかと思われるほどの船盛りのお作り、焼き蟹、蟹の刺身そしてメス・オスの蟹それぞれ一杯。仕上げは蟹なべとそのなべでの雑炊。

めったにお目にかかれないお酒をMさんが、Kさんは今庄の隠れた銘酒それぞれに提供してくれた。

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自分は最近まで日本酒があまり好きではなかった。アルコールはもっぱらビールか焼酎(時にウイスキー)だったのだが、最近日本酒の美味しさにやっと目覚めたようである。日本料理にはやはり日本酒が一番合うのではないだろうかとさえ思うようになった。(知ったような顔で偉そうなことをほざいております)

食事を終え部屋に帰り今度はビールを傾けながら(この頃には自分はもうアルコールは入らなかったのでお茶で相手した)農業談義。自分以外のメンバーは皆それぞれ農業に携わっているので話が農協から、国の政策から時に厳しく意見が交わされている。知らないことが多かっただけに、彼らの議論を興味深く聞かせてもらった。第一次産業の衰退はそのまま浄土真宗の衰退に関わってゆくのではないですかという、鋭い指摘も。

この世代の人たちを巻き込んでゆければお寺はもっと活気あるものになるだろう。そのためには何が出来るか、どういう手を打つべきか。そんなことを考えながらいつしか眠りについた。

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