行信教校へ

今日は母校、行信教校の研究発表・学術講演会。例年10月の31日開催で、この日は昔から決まった鯖江K地区の報恩講廻りと総報恩講。そのため中々出席できなかったのだが、今年は日を遅らせての開催。自坊の報恩講廻りのゴールが見えてきたこともあり日程を空けて久しぶりに参加することにした。

出発に手間取り、行信教校に着いたのは、最後の学術講演会が始まるところだった。講師は滋賀医大の早島 理 先生。お名前は存じ上げていたが直接講演をお聞きするのは初めて。インド哲学がご専門ではあるが、現在滋賀医科大学で哲学を講じ、生命倫委員としてもご活躍の先生である。そして本願寺派の僧侶でもいらっしゃる。

医学部に籍を置いておられるだけに、最先端医療のもたらした恩恵やまた同時に抱え込んださまざまな問題を手際よくプロジェクターを駆使して説明されるのだが、医療と宗教の乖離という問題についてこれは相当深刻な問題であることを先生自身が痛感しておられるようであった。具体的には臓器移植の問題など、仏教の布施行と同じとみなしていいのかどうか、あるいは仏教者側がそんなことを議論しているうちにも、医学はどんどんすすんでしまっている現実。宗教の世界に身をおくものとして、自分なりにどのような態度をとるのか、かなり重たいテーマである。

講演会後、場所を移して懇親会。昨日電話で事務局からこの懇親会の司会・進行をするようにとの要請があった。ながらくこの会を欠席してきたことのペナルティかと思い引き受けたのだが、まあ何とか無事終了までこぎつけることが出来た。

夜は高槻市のジャズクラブで軽く一杯と思って数軒電話するも定休日であったり、返答がなかったりで、結局おとなしくホテルで早めの就寝となった。

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