日別アーカイブ: 2011 年 1 月 17 日

帰福

10時前にホテルをチェックアウト、新宿駅から立川へそして武蔵村山市へ向かう。実家の母の妹、そして従妹のいる町である。叔母は薩摩川内生まれ。現在嫁いだ娘と同居。嫁ぎ先のU家の皆さんが寛大な心で受け入れて下さり最晩年を娘の家族と過ごしている。

自分が知っている母方の兄妹は叔父叔母、母を含めすでに3人が亡くなっている。残っているのは二人の叔父と二人の叔母。こうして東京まででてくるご縁を頂いたのだから、少し足を延ばして叔母の顔を見て行こうと思い立った次第。

立川駅が近づくと、列車の窓からはるか富士山がくっきりと見えた。空気の澄んだ冬なればこその光景だろう。

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一時かなり弱ったと聞いていた叔母も、温かい家族に包まれて思いのほか元気でいてくれた。前々日が従妹の次男の結婚式だったそうで、従妹とお互いおめでとうの交換。結婚式のデジカメ写真を見せ合う。

寺生まれの叔母は、結婚したその孫に親鸞聖人のご和讃を写してわたしたのだそうだ。

『生死の苦海 ほとりなし

ひさしく沈める われらをば

弥陀弘誓のふねのみぞ

のせてかならず わたしける』

叔母は在家に嫁いだ。そしてその孫は仏法のご縁は深くはなかっただろうだけに、結婚しいよいよ人生の荒波にもまれながら生きてゆく孫にたいして、どんな時でも阿弥陀様とご一緒の人生なんだよと伝えたかったのだろう。彼がこのご和讃の意味を味わえる日の来ることを念じつつ。

従妹に立川駅まで送ってもらい、東京駅まで直行。新幹線は名古屋までは順調だったが、例によって米原付近で徐行運転のため、接続のシラサギに乗れず、一時間後の列車で午後10時半ころ帰福。

カテゴリー: JazzBose空言戯言日記 | コメントする