K家通夜

午後6時より、K家の通夜が門徒会館りんどうホールにて。故人のKさんは以前千福寺のすぐ近く、福井西別院の横に住んでおられた。当時は千福寺に一番近くにお住まいのご門徒さんであった。先年奥様に先立たれたのだが、お二人ともご法義を喜ばれる有難い方で、永代経・報恩講などの千福寺の行事には揃って本当にお力を貸して下さった。

行事が近づくと、事前に境内の掃除や草むしりなど、本当に尊いご報謝を勤めてくださった。特筆すべきは西別院のお朝時に欠かさずお参りされまた長年別院の朝の梵鐘の鐘つきを引き受けてこられた。夏と冬とではお朝事の始まる時間は違うのだが、いずれにせよその一時間前に梵鐘をつくのである。そしてこれは休むわけには行かない大事な役割。

自分のしたことを誇らず、御恩報謝として淡々として勤めておられるその姿に、かつて人を褒めるのによく人口に膾炙した「仏さんのような人」という言葉をKさんの日常の姿に重ねて思う。

仏さまの教えに出会い、その教えに育てられた人とはこのような方か。

ご遺族の皆様もどうぞお父上の跡を歩んで行かれ、今後も聞法を重ねて頂くことを念願しますと法話を結んだ。

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