勘違い・思い込み

必要があって、井上靖 氏の『わが一期一会』をネットでひいて読み直している。30年以上も前に読んだ氏の作品 「秋」というごく短い詩。

 

カチリ

石英の音

 

 

このわずか3行の言葉のなんと饒舌なことか。

随想の中で、旧制中学時代の友人の詩で、柔道一筋の学生時代にありながらも文学に目を向けさせてくれた友人 藤 井 壽 雄 の作品とあった。

井上氏の作品とばかり思っていた自分は30年以上も勘違い・思い込みをしていたわけだ。

思い込みに気づかされただけでも、この本を読み返した価値があろうというものだ。それにしてもプロの文章のなんと感性豊かなことかと、駄ブログを書いていることが恥ずかしくなる。

氏の文章は決して感傷に流されること無く、しかし叙情ゆたかに、ことに旅先で出会った人の思い出など思わず自分もその人に会ったことがあるような共通の思い出のような錯覚さえ覚える。

 

 

夜、りんどうホールでの通夜に出仕。その後6月に実施する本山 750回大遠忌法要の団体参拝の事前打ち合わせ会議が組長宅にて。事務的な準備を担当してくれているわが福井組の諸氏のなんとかゆいところまで手の届いた下準備に、無条件に敬服。よくぞここまで準備して下さいました。

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