南条・今庄地区報恩講

南条町のK家二軒と今庄荒井地区の報恩講廻り。

南条のK家の二軒は兄弟。両家のご家族は千福寺の日曜講座を受講された。福井市からかなり距離のある当地区から毎回通われた。そのK家にて。

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聖典、念珠、門徒式章を小さなお盆に載せてあった。仏さまを大切に思う心の現われに他ならない。日曜講座でも毎回必ずお伝えしお願いしていることの一つが、聖典・念珠など我々が素足で歩く床や畳の上に置かないくせを自分にしつけましょうというもの。畳や床の上にこうした大切な法具・聖典がおかれていたら少し胸が痛むくらいまでに、仏法と仏さまを大切に思うこころを育てあいたいものだ。何気ない風景ではあるが、実に温かいものを感じた。

南条から今庄A地区へ移動して、8軒の報恩講。この地区は残った8軒でのご門徒が道場を維持・管理しておられる。

ある一軒のお宅はおばあちゃんが現在施設に入所しておられ、ご子息は関西住まい。この留守のお宅のために在所の皆さんで家の掃除・仏壇のお荘厳をして報恩講の準備をしてくださった。

山陰地方のあるご住職が、こんな地域のつながりの暖かさを「人はこんな過疎化が進む集落を寒村と呼ぶが、そんなことはない、温かい心の通い合う暖村(だんそん)」

だと仰っておられたことを思い出し、確かに胸が暖かくなった。

そのお宅のお仏壇である。

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全ての家を廻り終え、お道場に集まって再度お正信偈のお勤めのあと法話一席。

山きわの地区にこの時期出没するのが「へくさんぼう・へくさむし・へこきむし」の数々の異名をもつあいつ。今年はこの暖かさゆえか、異常発生しているという声も聞く。この道場にも勿論巣くっていて、薪ストーブをたくと集まってくる。なんと今年初めてそのオスというのを見た。

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在所の人に言わせると、こいつは屁はこかないが噛み付くのだそうだ。かまれると勿論痛いし、その痛みも長引くという。蜂と反対に、雄が少なく圧倒って気に多いのが雌。そして臭いで人間を悩ますのがこちらの雌のほうなんだそうだ。ここらあたりは、調べてみる必要があるようだ。というのもつい先日、まったく逆の説を聞いたばかり。

まあ、とにかく今年はこの「へくさんぼう」の大量発生は事実のようだ。衣類についた臭いも中々とれないから用心するにこしたことはない。

今年は熊の出没情報は少ないようだが、この在所の一番上にあるI家の裏には数回熊がでたとのこと。狭い在所ながら夜遅くなって熊との遭遇などの事故を避けるため、近年は夕方までに報恩講を終える様にしている。少しばかり暗くなったA地区をあとにして帰路についた。

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