月別アーカイブ: 2012年1月

F家葬儀

鯖江の葬儀会館にてF家の葬儀。昨日の通夜で、雪の影響もあり福井市街をでるのにひどく時間がかかり、結局通夜の開始時間ぎりぎりに飛び込んで事なきを得たので、今日は余裕をもって早めに寺を出立した。

この葬儀会館はオープンして間もない。広い駐車場と大小二ヶ所の式場を併せ持つ。葬儀社の社員に尋ねたら、もとスーパーだった建物を買い取り改装したものだという。内部はかつてのそれをまったく感じさせないくらいに仕上がっていた。

昨日からの寒さと雪で会葬される方々も大変だったろうと拝察。

寺を出立する前に少しばかり境内の除雪をしたのだが、帰山して法務員のY君が残りと駐車場の除雪をしてくれた。

午後4時過ぎF家の納骨。残されたおばあちゃんはかなり足腰が弱っておられるのだが、お孫さん(お嬢さん)二人がかいがいしく世話をしているのが印象に残った。あとで坊守に聞いたら、「この孫らが本当によくしてくれるんです、まるで仏さんのようです」と仰っていたが、当のお孫さん二人は「そりゃ言いすぎよ」と笑いながら受け答えしておられたそうだ。

皆さんをお見送りするころには大分暗くなっていた。もうこれで一月も終わり。今月もいろいろあったなと振り返る。このブログを書き終えて、一ヶ月全部を埋めることが出来たのは久しぶりだなと妙な感慨にふけった。

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少欲知足

そこには、確かに30年いやもっと昔、そう50年前の時間が流れていた。

製造販売の店構えなどではなく、売り物の煎餅を入れたガラスケースがなければ普通の家の土間。その土間の一角で親父さんが煎餅を焼き、奥さんがそれを冷まして袋詰めにする。

ここは越前市味真野のとあるお煎餅屋。必要にかられて、以前一度購入したことのあるこの店を直接訪ねてまとまった数のお煎餅を焼いてもらうために今日訪れた。

なんだ、この不思議な懐かしさは、と連れ合いと目配せする。菓子職人の親父さんはもくもくとただもくもくと煎餅を焼く。かといって無愛想なわけでは決してない。イントネーションも福井弁ではない、標準語に近い丁寧な受け答え。

注文の相談に応対してくれるのは奥さん。商談の合間に目の前で焼いたばかりの煎餅をご馳走になる。うーん、実に素朴なそして自然な甘み。

こちらの注文の合計額を頭の中でざっと暗算。正直言ってそんな金額でいいのだろうかと思いたくなるほどの金額である。箱詰め、包装、熨斗すべて込みでいくらですねと奥さんがこちらの思いを受け止めてくれた上での商談成立。

親父さんに写真を撮らせて下さいとお願いする。「ろくに髭もそっていませんが、こんなんでよかったらどうぞ」と煎餅を焼く手を休めることなく許可をくれた。

カメラを持参しなかったことを少しばかり悔やんだ。やむを得ない、IPHONEの出番だ。

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冒頭、この空間を満たしている時間は「30年前いや50年前」と書いた。決して誇張ではない。穏やかで暖かくて善意に満ちて誠実で、そしてこの場に来るものを誰も拒まないそんな不思議な時間と空間。

50年前と書いたのは、高度成長期に突入する前の日本のここかしこにそんな場所があり、そんな穏やかな生き方をする人がまだいた、そんな記憶がこうか書かせたのだ。

少欲知足  ふと無量寿経の経典の言葉が思い浮かんだ。帰りの車中、ポツリと家人がつぶやいた。

「あんな方がいらっしゃるというだけで、福井人はいいなと思える」と。うん、同感。

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猿との遭遇

今日は日曜学校。H高校のF先生、宗教部の生徒さんを連れてきてくださった。子供たちと4月の法要に依用する「宗祖讃仰作法 音楽法要」のお勤めをする。

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お勤めが終わったところで後を先生と坊守とに任せて今庄へ。

さすが今庄、福井の雪とはその量がまったく違う。

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K家の満中陰法要。議員生活の長かった故人であったからか、在所の人以外にもたくさんのお参りがあった。法要後料理屋に移動してお斎を頂戴する。K家の親戚で鯖江選出の県会議員さんが親しく話しかけてこられた。話題の豊富な方で、鯖江の共通の知己、真宗のご住職方のことなどが話題になった。

お斎の席を辞して鯖江のF家枕経に向かおうと料理屋をでてすぐにニホンザルと遭遇。未知のど真ん中でぼりぼりおしりを書いている。こちらの車が近づいても平気の平左。食べ物を求めて出没しているとは聞いていたが、観光地でもないここらで、車を見ても逃げようともしない。

猿との遭遇

今庄の帰途、鯖江のF家の枕経を勤める。明日の通夜、明後日の葬儀の時間等の打ち合わせ。例によって、お通夜にはご遺族も席について一緒にお勤めをとお願いし了解を得る。

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かなり忙しい一日

午前10時、お菓子と法話の会例会。11時から法事があるため、お勤めの前に住職の法話。皆さんに挨拶して市内K家の一周忌に赴く。仏間には故人からすれば曾孫さん・孫さんその他仏間にはたくさんのお参りの親戚の方。3・11の震災のことに触れた法話をしたためだろうが、関西からのお参りの方で阪神淡路の震災を経験した方がおられて、しばらく阪神淡路大震災のことで皆さんの話がそちらに集中していた。

K家を辞して帰山。このあとお参りする予定だったS家の奥様から昨日電話があって、子供さんがインフルエンザにかかってしまったので今日のお参りを延期することになった。

午後3時、市内U家の満中陰法要。亡くなられた奥様の最後の様子をご主人が切々と話してくださった。そういえば法話の直前、はしゃいでいた小さな子供さんが中陰壇の香炉をひっくり返してしまって、火種の炭がカーペットを焦がすというハプニング。小さな子供とはいえ、大人たちのあわてぶりなどみて、さすがにシュンとしていた。まあ、ほんの少しばかり焦がしただけで大事に至ることもなかったのでよかった。

帰山して、お寺からあるいて行ける距離のS家の報恩講と祥月命日のお勤め。お嬢さんのK子さんは今年成人式を終えられたそうだ。この子が小学校五年生のとき生徒一人になったので日曜学校を休校としていたのだが、5年ほど前に復活。そしてこのK子さんも時々OGとして復活日曜学校や夏休みのキッズサンガのお手伝いをしてくれた。

夜、少しばかり集中してベースの練習。オークションで入手したアップライトベース、さすが楽器のYAMAHA製。弾き具合と感触はは本物のウッドベースに近い。それというのも、オプションのパーツを二つほど購入してこの楽器につけたからだ。

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寄る年波に負けて楽器を演奏できなくなる前に、もう少し上達したいと切に思う。ある意味で自分に残された時間とのせめぎあいか。

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I家葬儀と納骨

雪がかなり積もった。I家の葬儀の前に境内の除雪を行った。寺の除雪機はご門徒のMさんが自分のうちではもう要らなくなったからお寺で使ってくださいと寄贈してくださったもの。昨年の夏、セルモーターの修理や、キャブレターその他のオーバーホールの甲斐あってかなり快適に使える状態ではある。但しそれなりに除雪は力の要る作業なので、腰に負担がかからないよう気をつけながら境内の雪を飛ばしてゆく。

10時よりI家葬儀。帰山して除雪の続き。納骨法要に自動車数台で見えるらしいので、そのスペースを確保しておかなければならない。

午後5時過ぎ、I家の納骨法要も無事終わって皆さんをお見送り。

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