永代経法要に備えて、いくつかの買い物のために先日ホームセンターへいった。若院の提案で、勝手口(大きな台所)の日差しを遮るすだれがあった方がいいということで、それも購入。
取り付け作業は二人の若院。明日から雨模様と予報は出ている。きつく荒れなければいいが。
午後、西別院にて福井組の組内会および実践運動研修協議会。住職のほか、寺族・僧籍を持つ人・総代さんなどに出席いただき一緒に研修を受ける。
テーマは「御同朋の社会をめざして」
講師は福井教区内のS師。
僧侶はわかっているつもりの「御同朋」の一字一字の説明から入られた。確かに一般的にはあまり使われない「同朋」の言葉の説明なしに研修を進めても上滑りのものになるだけ。
総代さんの中にも、「同朋」の説明から入ってもらってよかったとの声があった。
我々は人権擁護の立場からいのちの尊厳を語るのではなく、どこまでも阿弥陀如来様から願われた命を生きるものどうしとしての尊厳を語って行くという趣旨の講義として聞かせていただいた。であれば人権という枠を超えて生きとし生けるいのちへの共感という世界に気づかされるのだろう。