浄土真宗には京都本願寺に伝道院という布教使を養成する機関がある。その研修生たちが、100日間 かんづめで伝道学と法話の研修を終えてその総仕上げに全国各地に実習にでかけ、実際に門徒さんたちを前に法話する布教実習が行われます。本日拙寺でその布教実習生を受け入れての法話会を開催しました。
初々しい若き布教使の卵たちが、法話原稿を仕上げ自分の口でお念仏の教えをお伝えするという、彼らにとっては緊張度の高い、しかし
尊いご縁をいただきました。
仏教を取り巻く環境はいよいよ厳しいものがありますが、彼らの真摯な布教への志と熱意を十分感じさせていただき、自分も初志をあらためて思い起こさせていただきました。