月別アーカイブ: 2018年10月

報恩講が終わりました

23日から勤められた親鸞聖人報恩講が終わりました。

正直申し上げて、参詣の方のお参りが減りつつあります。

その中で、わざわざ横浜からお参り下さいました。三日間お参り下さった木村さんがお寺を後にするときに、「これで私が千福寺の報恩講にお参りできるのも最後でしょう。

本当にお世話になりました。八年の歳月をかけて仕上げた本願寺三十六歌仙の絵も最後まで仕上げることができ、千福寺にお預けできたことで思い残すことはありません」と涙ながらに語ってくださいました。

御年95歳。誠に衷心より頭の下がるご報謝ありがとうございました。

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報恩講準備

明日から千福寺報恩講が勤まります。

報恩講2018

本日は参りあい寺院K明寺様の報恩講でもあり、午前・午後と出仕。

それにしても、K明寺様の報恩講は本当にお天気に恵まれます。自分の記憶では、雨になったのは自分がお参りさせてもらうようになって40年近くの中で数回のみ。

午前中は導師を勤めさせてもらいました。

 

さていよいよ、我が寺の報恩講。

お仏花のお荘厳を残して、ほぼ準備完了。仏花は毎年法務員 Y君の力作です。

有縁の皆様のご参詣をお待ちします。

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お参り先で

市内S寺様の報恩講に出仕。午前と午後の法要の合間を縫って、何件かのご門徒の報恩講を勤めました。

M家にて。元公務員のMさんはNHK大河ドラマの熱心なファン。私が鹿児島生まれということをご存じで以前の「篤姫」を全編DVDにダビングしてくださったことがある。

ことしの「せごどん」も見るばかりでなく、しっかり録画もしてあるそうです。

ところで来年の本山の御正忌報恩講のお参りは実施されるのですかと問われるのでご参加されますかと問い返すと、お参りして帰敬式を受けたいと思いますとうれしい返事。

そして出してこられたのが、千福寺便り「はらから」。きれいに今までの分をファイリングしてあり、今号を開きながら御正忌報恩講参拝の記事を指さされました。

発行者としてはこんな形でちゃんと読んでいて下さることは何よりも励みになります。

若坊守の担当編集になってから明らかに読みやすくなって内容も充実して来たのはうれしい限りです。そしてMさんのようにちゃんと読んでいて下さる方が、いて下さることも。

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おわたまし

「わたまし」とは、

居処をかえること。〈渡り坐し〉からきたといわれ,古くは貴人転居をさしたもので,移御とも記される。と辞書にある。

春江町のO家のおわたまし。ご遷仏法要ともいいます。お仏壇のお洗濯が終わったのでその奉告の法要。

ご主人はなんと102歳。足腰こそかなり衰えておられるものの、おつむ・みみはしっかりしておられます。

同居の娘さんがおらればこそではありますが、こうやってご家族で過ごせるということはありがたいことでしょう。

そのお仏壇に向かって、ようこそようこそと思いつつ阿弥陀経の読経をしてまいりました。

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今庄町A地区報恩講

今庄町A地区の報恩講廻りです。この地区では現在7件のご門徒で道場を一ケ寺を維持管理しておられます。

そして各家を一軒一軒、お正信偈のお勤めをしてからそのお道場での総報恩講です。

お正信偈に御伝鈔拝読、そして法話。

お住いの方の人数が激減しました。お参りもこれだけの方ですが、それでもうれしい報告も。一軒のお宅で若夫婦が帰ってこられて孫さんと同居され始めた家もあります。

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在所で最高齢のおばあちゃんと娘さんと記念撮影。

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