月別アーカイブ: 2007年3月

ETC

ETCカードの世話になって、通勤割引時間帯ゆえ、今庄まで高速でK家の二七日。
残された奥様と息子さんが、4月からの真宗講座に参加されるとのこと。ありがたいことである。

10時半から福井市K家の三回忌・十三回忌。帰宅後夕方までぼんやり過ごし
18時からH家のお参り。
親戚の地震見舞いに能登へ行った母と坊守を駅に迎える。親戚のある町は比較的被害は少なかったとのことだが(それでも灯篭は倒れ、建物に一部ひびははいったそうだ)、連日報道されるように輪島市周辺は大変な被害。今日一日で800人を超えるボランティアが入ったという。

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自分に忠実であるという事

昨日の『父親』読了。
不仲になり妻と別居中とはいえ、妻子ある男と恋愛関係に落ちた娘に対し、父はかたくなに「けじめ」というもの守ろうとする。
「彼から(父)みれば純子(娘)もまた自分の情熱だけを大事にして、その情熱が周りのものにどんな悲しみや苦しみを与えるか、まったく想像していなかった」と考えるがゆえに、娘をも厳しくしかりその結婚を認めようとはしない。

自分に素直に、自分の心に誠実にという風潮はこの小説が書かれたころより、今ははるかに強くなっている。
言葉は綺麗かもしれないが、ようするにそれは「わがまま」の言い換えに過ぎまいと思う。
その我がままを離れられたら問題はなかろうが、この自己中心性を棄てられないのが人間なのだろう。この自己中心性に歯止めをかけるもの、ブレーキとなるのが、他者の悲しみ、痛みに思いを馳せる事のできるだと遠藤氏は言いたいのではないかと自分は読んだ。

ただ、自己の想念・情熱に翻弄されながら苦悩する娘にたいして、
「にもかかわらず、彼(父)は今、一人ぼっちになった純子(娘)を父として慰めたかった。何と言っても彼女は彼のかけがえのない娘だった」と小説は結びへと向かう。
慈悲というものをこうした形で文章化し、読むものの心に刻むことのできる作業はさすが作家である。

  以前のブログに書いたことだが、行信教校を創立された利井鮮妙和上の
  歌を思い出したので記し置く。

  

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所用

所用で大阪へ出た。
気温がぐんぐん上がり、厚手のジャケットを着てきた事を少々後悔。
東京、名古屋の景気のよさに比べ、大阪の地盤沈下、経済復興の遅れが言われるが、地方から出てきたものには、そんな事は感じられないほど、人と物の流れは活発だ。

持参した遠藤周作氏の『父親』という小説を車中で読み始めた。是くらいの分量の小説を読むことから長いこと遠ざかっていた。(400ページ超)
56歳の主人公の父親と社会人になった娘との親子のありようを題材にした小説。自分の年を考えてみた。ほぼ同じ年齢。娘を持たない自分には、想像するしかないが、よく言われる嫁に出さなければならないが出したくない葛藤と、いわゆる戦中派といわれる、生き残った事の申し訳なさ、戦後の日本の「けじめ」を失ってゆくありように対する苦々しさ。

遠藤氏が卒業した大学の思い出と自分のそれと重なる部分も多分にあり、引き込まれるように読み進んだ。明日帰るまでには読了するだろう。感想は読了後に。

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わかっちゃいるけど

植木等氏が逝去された。

ずっと以前に読んだ「夢を食いつづけた男」(植木等著)に、
特高警察に彼の父親は睨まれていたとあった。
激励の挨拶を頼まれるたびに若い出征兵士に、駅頭で
「君は絶対に相手を殺してはならない、また絶対に死んでは
いけない。何があろうとも生きて帰って来い、それがお国と親に
対する一番の御恩返しだ」と大声で演説したからだそうだ。

昨年、NH○で植木等氏の同名のタイトルの番組があった。
実は植木等氏自身が夢を食いつづけた男だったのだろう。

スーダラ節のヒットのオヤジさんの後押しのエピソードは
わが業界(真宗)では有名だった。

  

「わかっちゃいるけどやめられない」人と
「わかってないからやめる気のない人」との違いは?

      よーく考えてみる価値はある。

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今庄合波(あいば)地区春回り

午前中、4月25日の特別法座のポスター印刷。といっても以前に作成したそれの日付と写真の差し替えしたもの。一部を別院に持参し、貼って貰う。

午後恒例のタンポポ苑法話会。先日の高知・熊本の飛行機事故と人生の着陸にかけて話す。

帰山して、法務員のY君と今庄へ向かう。高速道路はこの時間、通勤割引により半額。これはETCの恩典。
昔から(何時頃の昔からか自分はしらないが)お寺の道場役を務めてくださっているK家の70回忌法要をつとめ、夕食をご馳走になる。三々五々地区の皆さんがお集まりになり、お勤めと法話。
法話の後、今年の大事業、本堂屋根葺き替え修復工事へのご理解とご協力をお願いする。早くもK様と同じくK様が懇志をお納めくださった。まだ領収書も出来ていないのであるが、かたじけなく受領させていただいた。
21時半ころ帰山。

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